「居酒屋 天下一」佐渡の海と山の食材を使ったお母さんの大皿料理を堪能!【PR】

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この記事は、reviews(レビューズ)より依頼した企画です。

朝に家を出発し、昼過ぎに佐渡に到着。ぎっしり半日の佐渡観光を終え、ホテルにチェックイン。そして、楽しみにしていた佐渡の夜の街に繰り出します。あちこち彷徨って行き着いたのは、最初は「ここに立ち入ることはないだろうな〜」と思っていた路地にある「居酒屋 天下一」という居酒屋です。天下で一番。どんないかつい大将がいるのだろう、そんなことを思いながら開けた扉の奥には?

ここまでの旅の様子は「佐渡旅行」からご覧ください。

佐渡の夜の町を楽しむなら両津港の近くで

旅仕事に出ると、宿の食事も良いのですが、地元の人との交流を求めて呑みに出ることが多いです。佐渡でも、あえて大きな旅館やホテルではなく、繁華街から近いところに宿を取りました。歩いて帰れるように、ね。

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佐渡の夜がどんな夜か行くまで分からなかったのですが、両津港の近くはなかなかの繁華街があるのです。居酒屋、寿司屋、そして何より多いのはスナックです。見かけただけでも10軒以上はあったでしょうか。

一人でも手軽にはじめられる理由もありそうですが、主にカラオケを含む二次会需要を担っているようだと感じました。

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居酒屋のある繁華街の外れには「歓迎」の看板がありました。こういうのがあると、胸が踊りますね。

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古民家を利用した、お洒落なカフェもありましたよ。

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外から中を伺えない店が多く、扉をあけて一発勝負かな、と思いながら、端から町を歩いていきます。メニューも置いてないので、どんな店なのかさっぱり分からないんです。

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何やら飲食店が軒を連ねる薄暗い路地がありました。なんとなく「ここに足を踏み入れることはなさそうだ‥‥」と思いながら、他の場所へ。

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なんとなくネットで検索してあたりをつけていた「しらつゆ」という居酒屋に行ってみます。地元の人にも人気の居酒屋でテーブル席は満席だったけどカウンター席になんとか座れた、という記事を読んでいたのです。

しかし、残念なことにこの日はカウンター席も満席でした。超繁盛店です。

こうなると‥‥これも縁かな‥‥と思い、足を踏み入れることはないだろうと思った路地に挑戦してみることにしました。

「居酒屋 天下一」にブラリ

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創作料理よりは佐渡の料理が食べたい‥‥寿司屋というよりは居酒屋な気分‥‥ということで「居酒屋 天下一」に入ってみることにしました。

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中から女性の笑い声は聞こえてくるのですが、やはり店の中は見えません。意を決してガラリと戸を開けると、誰も座っていないカウンター席がありました。カウンターの中には女性がいます。年の頃でいえば、ぼくの母親くらいでしょうか。

「一人なんですけど‥‥」と告げると、カウンター席に案内して頂けました。

どうやら笑い声の主たちは地元の人たちで、今夜は宴会のようです。他にお客さんはいませんが、地元の人が宴会するならきっといい店に違いない!

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アサヒ、キリン、サッポロとあり、黒ラベルを選びました。冷たいビールで、1日の喉の渇きを潤します。

カウンターの上に目をやると、大量の大皿料理があります。

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「どれでも好きなの食べてぇ」とカウンターの中の女性がいいます。どれだけ食べても1,000円くらいなの、とも。どういう料金体系か分からなかったのですが、食べても1,000円ならいいかと美味しそうな料理を皿に取りました。

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魚のフライを甘じょっぱい餡をかけたもの、卵焼き、イカフライにふきのとうの天ぷら。どれも佐渡でとれたものだそう。うーん、美味しい!

「新しいお皿はいつでも言ってね」と女性は声をかけてくれます。

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「今日はラッキーだね」と言いながら、宴会用に用意していた煮魚も頂きました。

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さらに新しい種類が登場する大皿料理!

ひとつずつ食べてみるだけでも、かなり大変です。

常連のおじさんのお客さんがやってきて、カウンター席の端に座り小ビールをちびちびと始めます。もうひとつあった座敷席には、別の地元のグループもやってきて宴会が始まりました。

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佐渡のぜんまい。ごま油で炒め、豆板醤でピリ辛の味付け。「なんでも辛くしちゃうのよ」とお母さん。

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イカのくちばし。コリッとしていて美味。こんなに大量には初めて見ましたが。

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これはナガモ。佐渡の海藻で粘り気があります。わさびと和えた佐渡の味でした。

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このあたりで日本酒に。オススメは「金鶴」とのことだったので、それを冷やでいただきました。

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日本酒のアテにはふきのとうの天ぷらとふき味噌。ふき味噌をちびちびやりながら日本酒が最高に美味い!

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またもや本日のラッキー。焼魚にまでありついてしまいました。

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さらに3つ目のラッキー。ナガモの味噌汁も、胃に優しい味でして。お腹が温まります。

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端のおじさんから「南蛮えびも食べてごらん」とオススメしてもらったので、食べてみると、頭のミソがチューチュー美味い。これまた日本酒のアテでしたね。後で知ったのですが「南蛮えび」は甘エビのことなのだとか。

お母さんがお店を巡って新鮮で安い食材を探してきていること、この建物はもともと旅館で改築してお店が軒を連ねていること、なども教えてもらいました。

この路地に入ったのも、この店に入ったのも、全て偶然だったのですが、佐渡に行ったらまた絶対に立ち寄りたいと思える居酒屋に出会えて幸せでした。こういう出会があるからこそ、地元の居酒屋巡りがやめられないんですよね。

気になるお会計ですが、2,600円でした。安い! 安すぎる!

お母さん、ごちそうさま!!!!!

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佐渡旅は「佐渡旅行」からチェック!
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「居酒屋 天下一」の行き方・アクセス

>>天下一 (てんかいち) (佐渡/居酒屋) – Retty

住所:新潟県佐渡市両津夷184 有楽会館 1F