待ち焦がれていた「Pebble Time」が、ぼくの手元にやってきました。6月6日にシンガポールから発送、6月14日に日本国内に到着し、6月16日の今日、配達されました。発送からちょうど10日です。開封の儀と、とりあえずのファーストインプレッションレビューをお届けします! とにかくカワイイ〜!
「Pebble Time」開封の儀
「Pebble Time」は「it’s time」と書かれた箱に入ってやってきます。ぼくにも、その時がやってきました。ちなみに「Pebble」の時も似たようなパッケージでした。
ジッパーを開けるようなパッケージも「Pebble」と一緒。ビリビリというか、バリバリというか、Pebbleユーザーにとってはたまらない瞬間です。
ビリビリビリ、バリバリバリ。
中身もシンプル!
「Pebble Time」本体に充電ケーブル、そして簡単なセットアップマニュアル、です。今回の充電ケーブルは平たいもので、初代よりも巻き取りがしやすそうに感じました。
これが、待ち焦がれていた「Pebble Time」です。
光の加減でもあるのですが、この時は思ったより黒いな、と感じました。
書類が2種類。とりあえず、マニュアルは読まずとも、セットアップは可能だと思います。
手のひらに「Pebble Time」です。キャー!
保護用のビニールを剥がしてみました。マットな感じとでも言うのでしょうか、なかなか良い質感です。これ、知らない人が見たら確実にApple Watchと思われるような気がしますね。
充電端子は新しくなり、さらに背面に移動しました。けっこうカチッとはまる感じが良く、初代よりも充電しやすくなったように思います。中には端子が短く充電ができないというトラブルも発生してはいるようなので、該当してしまった方は問い合わせてみるのが良いかと思います。
「KICKSTARTER BACKER」と「30M WATER RESIST」の文字!
「Pebble Time」セットアップ
続いて「Pebble Watch」のセットアップをしてみます。
左側のボタンを長押しすると、電源が入ります。まずは、アプリをダウンロードするよう指示されます。
ちなみにバックライトが点灯した状態ですが、なかなか良いカラーだと思いませんか?
「Pebble」とは別に「Pebble Time」用のアプリをダウンロードする必要があります。ログインに使用するアカウントは同じもので大丈夫です。
Blutoothで同期(ペアリング)します。iPhoneのBluetoothもオンになっていれば、このあたりは難しくはないでしょう。
続けて、ファームウェアのアップデートが行われます。iPhoneでダウンロードし、そのまま「Pebble Time」のアップデートが実施されます。
アップデートが完了したら、Bluetooth Low Batteryでの接続の有無、位置情報の有無、Timelineにカレンダー追加の有無、などを設定して完了です。
以前に「Pebble」を使っていた人であれば、同じウォッチフェイス、アプリがインストールされますのでご安心ください。
こちらはアプリの一覧です。「Pebble Time」はメモリ容量が増えたので、数多くのアプリをインストールすることが可能になっています。ただ、この状態では追加アプリは「Pebble Time」にはインストールされておらず、起動するとダウンロードからインストールという仕組みになっています。
このあたりは「Pebble」でも見慣れた画面です。基本的な使い勝手は「Pebble Timeでも変わっていないと思いますが、ユーザーインターフェイスが洗練されたというか、ちょっとスッキリした感じになったでしょうか。
Pebble Time Watch
カテゴリ: ライフスタイル
価格: 無料
「Pebble Time」レビュー
届いたばかりで、まだきちんと触れていないのですが、最初の印象を記しておきたいと思います。
カラー液晶はやはり見やすい
既に「Pebble Time」を手にしている人のレビューを読むと「液晶が暗い」というものがいくつかあったのですが、バックライトが点灯していない時は、確かに暗めではあります。
ただ、これは見る角度にもよりますので、置いて撮影したものと比べて、腕にはめて状態で見ると明るい位置取りで見るのが普通になるのかな、と思います。カラーになっただけで、表現力が上がったことにも感動です。
もちろん、暗がりでバックライトを点灯させれば、十分に明るいのは言うまでもありません。
いちいちカワイイ♥
液晶がカラーになり、よりかわいさが増したな、という気がします。画面転換でアニメーションがあったりするのですが、その動きもいちいちカワイイんですよね。
例えば、充電もこうです。
やだ、カワイイ!
むしろ、Apple Watchよりも「Pebble Time」の方が女子向きなんじゃないか、そんな気さえしてきます。
Timelineは今後に期待
過去と未来のアクティビティをブラウズできる新機能Timelineについては、正直なところ、今後の対応アプリ次第かな、と思いました。連携するカレンダーアプリを使っていないので、Gooogleカレンダーが対応してくれないかな、と思いますし、もう少し使ってみないとよく分かりません。
#Android端末と同期をしたところ、Googleカレンダーの情報が自動でTimelineに取り込まれました。標準のカレンダーアプリと同期するのかも?
とりあえず、日の出日の入りと天気予報は表示れています。
Timelineに対応しているアプリだと、設定画面からTimelineに表示するかどうか、といった設定をすることができるようになっています。
Timeline対応のアプリは「Pebble Time」アプリ内からアクセスできるアプリストアでもアピールされていますし、今後、対応するアプリが増えることを期待したいと思います。
カラー対応したアプリ
せっかくのカラーなので、ウォッチフェイスの色を変更してみたりしました。これもiPhoneアプリ側から、設定変更が可能です。
イングレスのレジスタンス色の青にしてみました。さりげないエージェントアピールとなっています。
ウォッチフェイスに関していうと、バックライトが点灯していなくても比較的見やすいものもありますので、ぜひ色を調整してみてください。
「Pebble Time」日本語化に関して
日本の技適表示にも対応しているので、正式な日本語対応も間近なのではないかと思うのですが、まだ日本語は豆腐状態になってしまいます。「Pebble」では日本語言語パックが有志の手によりリリースされ、日本語化するのも簡単になったので、その方法を「Pebble Time」にも応用したいところですが、残念ながらiOSアプリ経由だと対応していません。
Androidアプリからは日本語言語パックのインストールが可能なことが確認されていますので、急ぐ方はAndroid端末を用意して頂くのが良いかと思います。
追記:「Pebble Time」日本語化する方法も書きました。
装着感
「Pebble」よりもベルトの素材がより柔らかいものになり、はめていても固さからくる疲れのようなものはなくなりそうです。背面のカーブも「Pebble Time」の方がよりフィットするようです。
「Pebble Time」ファーストインプレッションまとめ
使い勝手としては、普段使いの範囲であれば「Pebble」と大きくは変わっていないかな、と思います。戸惑うほどの変化はありません。ユーザーインターフェイス的にはTimelineくらいが新しい機能で、逆に言うと「Pebble」を使っていた人は、すぐに使いこなせるデザインになっています。
Apple Watchが最新型のMacだとすると、Pebble Timeは9インチの古い四角いMacですね。できることは限られるけれど、その中で最大限に楽しめる、楽しもうという人たちが集まってワイワイやっているのではないでしょうか!
個人的には、カラー液晶による表現力の向上が期待できるのではないかと考えています。対応アプリ次第というところもありますが、アニメーションであったりとか、ユーザーインターフェイスであったりとか、カラーになったことで、かなり使い勝手が変わってくる部分があるはずです。もちろん、モノクロでも十分に使えるのが「Pebble」の良さでもあったのですが。
しかし、これだけカワイク進化したとなると、カラー対応アプリの進化にも期待せざるを得ないといったところです。これから、カラー対応アプリをインストールし、色々と試してみたいと思います!
購入してすぐの感想。大満足です!
(でもiOSアプリから早く日本語言語パックをインストールできるようになるといいな)
「Pebble Time」が欲しくなってしまった人は、一般向け販売の予約が2015年6月22日から始まりますよー!
追記:【Pebble Time】画面切替などのアニメーションがいちいちカワイイのでご紹介します(通知編)、【Pebble Time】「Pebble」と並べて比較してみた(写真あり)、【Pebble Time】新機能「timeline(タイムライン)」を試す(iPhoneカレンダーが必要)も書きました。
ネタフルでは次のような記事も書いています。
▼「Pebble Time」カラー表示でも1週間駆動するPebble発表
▼「Pebble」腕時計の良さを再認識したのでスマートウォッチを購入してみた
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