シオノギ製薬、一回の投与でインフルエンザの増殖を新薬を開発中

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シオノギ製薬が、一回の投与でインフルエンザの増殖を抑えることができる新薬を開発中で、2018年にも発売される可能性があるということです。インフル 1回投与で治療 塩野義、3年後にも新薬という記事になっていました。

1回の投与で1日以内に症状を抑える効果を目指して実用化に向けた臨床試験(治験)を進めており、厚生労働省も画期的な新薬候補として優先的に審査する対象に指定している。

インフルエンザにかかると高熱が出て、ウイルスの飛散も防ぐために1週間くらいは寝込む&外に出られないことを覚悟しなくてはならないのですが、それが「1回の投与で1日以内に症状を抑える」となったら、本当に革命的なことですよね。

インフルエンザ治療薬として知られるタミフルは「ウイルスの拡散を抑えるもので、増殖そのものを抑えることはできなかった」のですが、シオノギ製薬の新薬は増殖を抑えます。

塩野義、インフル1日で治療 18年にも新薬実用化によると、次のような仕組みになっています。

塩野義の新薬は喉や鼻から人体に入ったウイルスが増殖するときに使う酵素の働きを邪魔する。ウイルスは増殖できず、そのまま死滅する。

厚生労働省では、優先的に審査する「先駆け審査指定制度」の対象として指定し、通常は1年ほどかかる審査が半年に短縮される見込みということです。画期的な薬は、2018年に発売される見通しとのこと。