ブロガー向けのネタが送られているニュースレターiWireとオムロンが主催する、2015年11月30日発売予定のiPhone対応の新型血圧計「HEM-6321T」のモニター体験イベントに参加してきました。サンプルを1台提供頂いて、血圧測定生活に入りました。
恐らく、血圧の話を長く読みたいという人もそんなにいないと思いますので、サクッと5分くらいで読める長さで、血圧測定の重要性を解説したいと思います。ポイントは「怖いのは隠れ高血圧、体重を計るように血圧も計ろう」です。
血圧に関する事実
・日本の人口の1/3が高血圧
・30代、40代から高血圧の指摘を受け始める
・特に男性が血圧が上がりやすい
・高血圧に気づいてない人が多い
・高血圧で認知症の発症リスクは約7倍
・高齢期に降圧しても効果はない
・中年期に治療すればリスクは半分以下になる
いかがでしょうか? 少し怖い話になっていますが、これが血圧に関する事実なのだそうです。日本人の1/3が高血圧だったとは。
ただ、血圧が高いか低いかというのは、自分で分からないんですよね(明らかな症状が出れば別ですが)。体重や身長は見た目でもなんとなく分かりますが、血圧はきちんと機器をしようしないと分かりません。「自分は大丈夫」だと言い切れるでしょうか。怖いのは「隠れ高血圧」です。
血圧を測る習慣を
・血圧をはかる習慣を啓発したい
・続けてもらうにはどうするか?
・とにかく簡単に測れることが重要
ということで開発されたのが、2015年11月30日に新発売となるiPhone対応の新型血圧計「HEM-6321T」です。ちなみに、三重県の松阪工場で製造する日本製の血圧計です。
・薄型で小型
・カフを柔らかい素材にしている
・画面を見ながら測定位置が確認出来る
手首の位置と心臓の位置が合わない正確に計測できない
位置が合うブルーの液晶が光る(角度センサーを使用)
・音が静か
超サイレントでどこでも気兼ねなく使える
血圧はデリケート(音も影響する場合がある)
・巻き方も機械が見ている
初めてだとどのくらいの強さで巻いたらいいか分からない
最大の特徴は手首式という点です。上着を着たままでも血圧測定ができるので、いつでも、どこでも、気軽に使用することができます。血圧測定を習慣化する上で、最も大事なポイントでしょう。そして、正しい姿勢や巻き方をアドバイスしてくれる、インテリジェントな血圧計でもあります。
・血圧は変動しやすい
・一回の測定に一喜一憂しても仕方ない
・継続して把握するのが大事
・朝、昼、月曜日の血圧が高くなる
・寒くなると日本中の血圧が上がる
以上、簡単ですが血圧測定に関する重要性、ポイント、そして手軽に計測できる大切さを解説してみました。35歳くらいから血圧が上がっていく人もいるようですので、体重を測るように血圧を測る習慣を取り入れていくと良いのかな、と思います。
繰り返しになりますが、ポイントは「怖いのは隠れ高血圧、体重を計るように血圧も計ろう」です。
計測データはBluetoothでiPhoneと連携し、蓄積することができます。気になる価格ですが、約15,000円とのことです(機能制限した下位モデルもあります)。小型軽量ですので、旅行に持っていくのにも便利でしょう。
以下は時間があればお読みください。
iPhoneアプリ「からだグラフ」
新型血圧計「HEM-6321T」の重要な機能の一つが、iPhoneとの連携です。血圧を測るのはいいけれど、それを記録するのが面倒ということは一切なくなりました。Bluetoothで同期すれば、血圧のデータは全てiPhoneに記録されます。使用するアプリが「からだグラフ」です。
最初にBluetoothでペアリングする必要があります。その様子をスクリーンショットでご紹介します。
丁寧に説明が表示されますので、分りやすいと思います。
新型モデルが小型軽量化できた理由
これが前モデルです。
そして、こちらが新モデルです。かなり薄くなっているのが分かると思います。これが実現した秘密は、新しいポンプにあるそうです。
モーター、ポンプ、配管、バルブとバラバラだったものが、ICチップ(圧電端子)1枚になってしまったのだとか。なんだそれ、凄い! これで超サイレントも実現しています。実際に試すとモーター音は皆無、わずかに空気の音が聞こえるくらいでしょうか。
血圧に関すると質疑応答
Q. 高血圧はどの数値以上か?
A. 病院の数値だと140-90
今はそれだけでは判定を出さない
家で計った数値135-85(落ち着いた環境で)
家の数値が優先される
5日分くらい朝晩はかって報告してください、と
悪いと処方箋
朝起きてトイレに行った後
夜は寝る前
Q. iOSアプリはヘルスキットにたいおうしていないが?
A. 今のところ対応予定はない
Q. 家族で共有する場合は?
A. 機械としては計測できるがユーザーは2名まで。
Q. 電池の持ちは?
A. 旧機種と変わらないかよくなっている。300回計測
ポンプの性能はよくなっている
Q. AndroidとiPhoneで機器が違うが?
A. AndroidはNFC。メーカーが違っても対応しやすい。iPhoneはBLE通信。通信方式で分けている。
Q. 今回はPCは連携しない?
A. 今の段階では「からだグラフ」で。
Q. 耐久性は?
A. 10万回以上の計測には耐えられる。メーカー保証は1年
Q. 価格は?
A. 15,000円弱くらいを予定。スペックダウン版は12,800円。
写真で見るiPhone対応の新型血圧計「HEM-6321T」
iWireとの関係について
インフルエンサーワイヤー(iWire)事務局から委託を受け外部編集委員をつとめています。ブロガーの立場から、ニューズレターの編集やサービスについてアドバイスしています。