興味深い調査結果ですね。乳児と中学生には、インフルエンザワクチンの予防接種は効果がないことが確認されています。<インフルワクチン>乳児、中学生に予防効果なし (毎日新聞) – Yahoo!ニュースという記事になっていました。
インフルエンザのワクチンを接種しても、6~11カ月の乳児と13~15歳の中学生には、発症防止効果がないとの研究成果を、慶応大などの研究チームが米科学誌プロスワンに発表した。
4,000人以上を対象とした、世界的に珍しい大規模調査の結果ということです。それにしても興味深いのが「6~11カ月では、患者が最も多かったA型で発症防止効果がみられなかった」「13~15歳は、A型もB型も効果がなかった」という結果です。
その理由は今後の検討課題とのことですが、例えばあかちゃんは生活環境にもよるのでしょうか。中学生になったらインフルエンザ予防接種はしてもしなくても変わりなし、というのも不思議です。
今回の調査は15歳までのデータということなので、さらに大人はどうなのかというのも気になるところです。もしかして、大人も中学生と同じだったりして!? 理由の解明が待たれます。