福島ユナイテッドFCのゴールキーパーが接触プレーで倒れピッチでAED治療を受ける

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2014年4月29日に行われた福島ユナイテッドFCとツエーゲン金沢の一戦で、福島ユナイテッドFCのゴールキーパー岡田大が接触プレーで倒れ、意識を失ったことからピッチでAED治療を受けたそうです。その後、搬送される途中の救急車内で意識を撮り戻したとのことです。福島GK接触プレーで意識失いAED措置という記事になっていました。

福島のGK岡田大(だい=29)が前半44分に接触プレーで負傷。頭を打って脳振とうとけいれんを起こし、その場に倒れ込み意識を失った。担架でピッチの外に運ぶのは危険と、クラブスタッフらが判断。意識を失ったことからAED措置などが取られ、救急車が到着、搬送するまでの17分間、試合は中断した。

「スタジアムは騒然となったという」ということですが、選手が倒れて動けなくなってしまっている訳ですから。幸い、岡田大は搬送される救急車内で意識を取り戻し、病院で検査を受け入院したということです。

「命に別条はなく、意識も回復しております」ということで、一安心です。

サッカー選手とAEDというと、どうしても2011年に亡くなった松田直樹のことを思い出してしまいます。必ずしもAEDがあれば助かったかどうかは分かりませんが。

ちなみに「AED(自動体外式除細動器)」は心臓を動かす装置ではなく、心臓を停止させるための装置です。「AED(自動体外式除細動器)」は心臓を停止するための装置という記事を書いていますが、痙攣している心臓をいったん停止させるのが、その機能です。「人間の心臓はいったん停止すると、再び正常な動きをする特徴をもっています」

また「AED(自動体外式除細動器)」が必要かどうかは、機器が心電図を解析して自動的に判断してくれるのだそうです。