同級生でも痛風になった友人がいるので、他人事ではないのですが、痛風の時にはビールはよろしくないとか聞きますよね。え、今は違うんですか!?
ビールで痛風はウソ 酒類でプリン体多いため犯人扱いされたという記事がありましたよ。
「呑兵衛がビールを飲めないのは、痛風になったことよりショックだった」という納氏は、お酒の種類や量を変えながら半年間で201回の採血と624回もの採尿を行なった。そして、少量のアルコールは尿酸値を下げる効果があることを突き止めたのである。納氏が解説する。
酒好きの医師が、自分でビールを飲みながら“人体実験”を行い、少量のビールであれば尿酸値をコントロールできることを突き止めたのだそうです。
ビールに含まれるプリン体の量は100g中わずか5mgに過ぎない。一方でプリン体が多いとされる、白子や鳥のレバー、干しシイタケなどには100g中300mg以上が含まれている。
そうはいっても、ビールにもプリン体が含まれる以上は、あまり口にしない方が良いようにも思いますが。まあ、少量だったら大丈夫ということでしょうかね?
とりあえず乾杯、はビールにして、後はハイボールでも良いですよ、とかって感じでしょうかね。
骨髄、卵巣、消化管は要注意。小粒で数の多いタラコなどの魚卵はプリン体が多く、豚骨と魚介がスープのラーメンは大量のプリン体が含まれています。だから、痛風の人にとって悪いのはビールではなく、酒のツマミや飲んだ後のラーメンだといえます。
魚卵はよくプリン体が多いと聞きますが、とんこつと魚介のダブルスープのラーメンも、痛風になると食べられないのですね。
痛風 – Wikipediaを読むと「最近の疫学的研究によると、アルコールは肝臓で尿酸が作られるのを促進し、尿酸濃度をあげてしまうため、痛風のリスクを高める」と書いてありました。ワインは良いけどビールはダメよ、とも。
プリン体云々だけでなく「アルコールは肝臓で尿酸が作られるのを促進」というのであれば、やはり控えた方が良いような気もしますが、程度の問題なのでしょうね。
痛風はビールを飲みながらでも治る!―患者になった専門医が明かす闘病記&克服法 (小学館文庫) | ||||
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