ウイルスは喉の粘膜から感染する

「新型インフルエンザ」の拡大が止まりませんが、日頃、手洗い・うがい励行している人も多いでしょう。個人的に気になっていたのは「ウイルスはどこから体内に入るのだろう?」ということでした。

そこでちょっと調べてみたら、やはり同じように思っている人がいたらしく、こんな質問がありました。

うがいをした後、飲むといい?菌はおなかに入らないのですか?

(3)実際、菌が体内にはいり、「感染した」という状況をもたらすのは、体の「のど」なのか、どこなのですか?

それに対する回答がコチラ。

(1) ウィルスによって、感染する経路がいくつかあるのですが、一般に
風邪の症状の原因となるウィルスは、空気を介して、気道で感染します。
主に扁桃腺がある辺りの喉の粘膜から感染することになります。

なるほどですね。これを回避するために、うがいをするという訳です。

で、さらに疑問に思っていたのは「うがいした水は飲んでも良い」というのを、どこかで見たことがあったのです。

「お腹の中で感染しないの?」というのも不思議だったのですが、それについては「お茶を飲むのはうがいのかわりになるか?」という質問がありました。

風邪予防にうがいをしても気管支まで洗えるわけじゃないし、それだったらお茶を飲んでも同じなんじゃないかなと以前から疑問に思っています。

それに関しては「胃の胃液(塩酸)で殺菌できる」という回答が寄せられていました。つまり、飲んでしまっても大丈夫、と。

わざわざ飲む必要もないでしょうが、小さい子供や、うがいした水を吐き出しにくい場合には、飲んでしまっても大丈夫ということです。