国際自然保護連合(IUCN)が6月12日に発表する「レッドリスト」改訂版に「ニホンウナギ」を絶滅危惧種として掲載することが明らかになりました。ニホンウナギ、絶滅危惧種指定へ 国際取引制限の恐れという記事になっていました。
かば焼きで日本人になじみ深いニホンウナギについて、国際自然保護連合(IUCN)は、12日に発表する、生物の絶滅危機に関する情報を紹介する「レッドリスト」改訂版に掲載する方針を固めた。
絶滅危惧種として指定される見通しですが、売買などが禁止されるものではありませんが、今後、国際取引に影響が出る可能性はあるとされています。
「ニホンウナギ」は、既に環境省の「レッドリスト」では絶滅危惧種に指定されています。こちらも法的な強制力はないということなので、引き続きウナギを食べることには問題ない訳ですが。
IUCNは、国家や自然保護団体が加盟する世界最大の国際的な自然保護組織。
しばらく漁獲制限するなど「ニホンウナギ」の稚魚を増やすような取り組みをしないと、取り返しのつかないことになりそうな気がしますが、そこまではすぐには難しいのでしょうか。
ネタフルでは次のような記事を書いています。
▼世界初! 天然ウナギの卵が発見される → 完全養殖実用化に期待
▼ウナギに続いてアナゴの産卵海域も特定される!
▼うなぎ、卸売価格が7割上昇 → 高騰中!!
▼ウナギ、ワシントン条約による規制対象に!?
▼ニホンウナギ「絶滅危惧種」指定へ
▼「ウナギ」ワシントン条約による規制は回避
▼ニホンウナギ「絶滅危惧種」に指定
▼ウナギの完全養殖、実用化が近づいている!?
▼ウナギ稚魚価格、漁獲量が大幅に増えて昨年の1/4に
▼ウナギ稚魚、昨年の10倍の漁獲量「やっと正常になった」