ウナギ稚魚価格、漁獲量が大幅に増えて昨年の1/4に

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ウナギの養殖に使われる稚魚・シラスウナギの取引価格が下がっているそうです。漁獲量が大幅に増えているのが理由だそう。ウナギ稚魚価格、昨年の4分の1 漁獲量が大幅増という記事になっていました。

ウナギの稚魚で養殖に使うシラスウナギの取引価格が下がっている。現在の価格は1キロ80万円程度で、同300万円前後した昨シーズンと比べると約4分の1の水準となっている。

ウナギは完全養殖の実用化ができていないので、シラスウナギを獲ってそれを養殖するのですが、漁獲量が減ってニホンウナギ「絶滅危惧種」に指定という話にもなっているのですよね。

シラスウナギの漁は冬から春にかけて行われ、今シーズンは前年を大幅に上回る漁獲量となっているところが多いため。昨夏のようなウナギの不足を回避できるとの見方も出てきた。

「増えたからたくさん獲る」という考え方だと、すぐに「また獲れない」みたいな話になるのではないでしょうかねぇ。これからもウナギを食べ続けたいのであれば、我慢のしどころのような気がしますが。

ネタフルでは次のような記事を書いています。

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