ワイナリーツアーの後、技師長の渡辺さんと一緒に食事をさせて頂きました。
場所は甲府で一番美味しいと評判の「佐渡屋」です。
ワインリストが充実して、焼肉とワインを楽しむことができます。中には80万円もするワインがありました。
渡辺技師長と約2時間、いろいろとお話させて頂いたのですが、印象に残っているのは「24時間ぶどうのことを考えている」というお話です。
サントリーに入社以来、本社に勤務したこともあるけれど、基本的には“ぶどう畑”畑を歩まれてきたそうです。
自然を相手の仕事ですから、非常に天候も気になるそうで、とにかく24時間、葡萄畑のことを考え続けているのだとか。
サントリーは大きな企業ですが、「登美の丘ワイナリー」の正社員は20人に満たず、こうして畑を守る人がいるというのは、少し不思議な感じがしまいました。
これまで持っていたサントリーのイメージとは大きく違います。そこには日焼けをした畑を守人が、いました。
特別に技師長がワインを持ってきてくれまして、塩尻にあるワイナリーのワインも頂きました。
この「塩尻」は週末に行ったショッピングモールの酒屋さんで見かけたんですよ。ちょっと嬉しくなってしまいました。
とにかく今回のワイナリーツアーはぼくに、ワインの楽しさの入口を教えてくれた気がします。もうそれに尽きます。
これまで縁遠いと思っていたのですが、もしかすると自分でも楽しめるんじゃないか、そんな気がしてきました。
試飲会でも開催すれば、ワインを輪にして会話も広がるでしょう、きっと。
そしてそのワインには必ず作り手がいて、醸造だけでなく、良いワインを造るために畑からこだわり続けている人たちがいるのですね。
■関連エントリー
0. 「登美の丘ワイナリー」特別ツアー参加レポート
1. ぶどう畑の見学
2. 醸造所の見学
3. ワインの試飲
4. 貴腐ワインを試飲
5. 技師長と食事