ぶどう畑の見学、醸造所の見学ときて、いよいよワインの試飲でございます。
醸造所の奥に、その部屋は設けられていました。
お楽しみにテイスティングです。1〜3番は白、4〜6番は赤となっています。
1. 登美の丘2005(白・辛口)
2. 特別瓶熟品シャルドネ1992(白・辛口)
3. 登美2004(白・辛口)
4. 登美の丘2004(赤・フルボディ)
5. 特別瓶熟品メルロ1999(赤・フルボディ)
6. 登美2003(赤・フルボディ)
価格は、1.と4.が3,167円、3.が10,500円、5.が5,267円(近日発売予定)、6.が12,600円となっていました。2.は瓶熟されていたものが特別に振る舞われたものです。
実はテイスティングの作法すら知らなかったのですが、ご一緒したサントリーの方に教えて頂きました。
基本としては、
・色を見る
・香りをかぐ
・グラスを回す
・再び香りをかぐ
・味わう
というような流れになるそうです。グラスを回すのは、それでワインが変化するからなのですね。
これまでは単純に味だけを見ていたのですが、色を見たり、香りを、そしてその変化を楽しむというのは新しい発見で、ワインを試飲するのが楽しくなりました。
素人ながらにも、確かに味や香りが違うこと、そして価格の高いものが今回はそのまま美味しかったことが分かりました。
赤はもう少し時間が経過すると美味しくなるような予感もしました。他の参加者も言っていましたが、ちょっと若い感じでしょうか。
そして驚いたことに、最初は2.のワインはいまいちだと思ったのですが、時間の経過と共に香りと味が変化したのです!
最初に試飲した時は3.が好みだと思いましたが、それに負けないくらいに2.が変化してしまいました。わずか10分くらいのことだったのですが、これは驚きました。
そして、その違いに気づくことができた自分にも驚きです。
熟成によって色も違うのですが、それが分かるのも試飲の楽しさの一つかもしれませんね。
これだけさまざまなワインを楽しむことができるのは試飲会ならではだと思いますが、これを経験すると、よりワインの楽しさが分かるような気がしました。
ただそれだけに、奥深さもあり、ハマったら最後という気もしましたが‥‥。
ラベルに手書きの通しナンバーが書かれています。それだけ生産される量も多くないということですね。
この「登美」は、あまり店頭で見かける機会もないようですので、けっこう貴重かも。
やはり美味しいと思ったワインは飲み干してしまいました!
さまざまなワインを楽しむことができる試飲会、ぜひ友人たちとも開催してみたいですね。
そして地上へ‥‥。
後から気がついたのですが‥‥
ちょっとした小山、一つ分が醸造所だったのでした。
貴腐ワインを試飲に続く
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