羽田空港から搭乗する初めての国際線、ANAのバンクーバー直行便でバンクーバー空港まで飛んできています。風の具合が良かったようで、8時間と少しでバンクーバーまで着いてしまいました。21時55分のフライトなので、機内食を食べて、一眠りしたら、もうバンクーバーの手前です。ANAですから日本語も問題ないし、快適な空の旅でした。機内食が美味しかったです!
ANAバンクーバー直行便の設備
事前に調べたところだと、各席に電源があると書いてあったのですが、乗り合わせた機材は少し古めだったのか、充電できるようなものはありませんでした。とはいえ、大容量のモバイルバッテリも持っていましたし「iPhone 6 Plus」だったのでバッテリの心配はなかったのですが。
各席にはモニターがあります。
ひじ掛けの蓋を開けると‥‥
コントローラーが出てきます!
ので、これを使ってビデオオンデマンドや映画を観たり、ゲームで遊ぶことができます。
現在、期間限定でアルバータ州の観光案内ビデオを視聴することができるようになっています。夏編、冬編、食事編と3本立てで、25分くらいで見られますので、アルバータを訪れる人は予習にピッタリです。ビデオオンデマンドの「情報・バラエティ」のところにあります。
他にも入国時に必要な書類の書き方のビデオもありました。キャビンアテンダントは日本語が使えるので聞いてしまってもいいですが、こういうビデオが用意されているのは心遣いが嬉しいですね。
他には飛行機ではお馴染みのスカイマップもみられます。
ちょっと驚いたのは、カメラの映像も見られるところです。こういうサービスをしている機体には初めて搭乗しました。
バンクーバーが近づいて陸地に入ると、大自然を空から眺めることができます。
食事をしたり睡眠を取ったり、けっこう時間が細切れになってしまったので、映画ではなく「水曜どうでしょう」を見ました。カブで高知に向かってました。
ANAバンクーバー直行便の食事
機内食はあまり期待はしていなかったのですが、出発時の食事の案内で釜揚げシラスご飯と聞こえたので、ちょっとドキドキしながら待ちました。なかなか国際線の機内食で、そこまで純和風の食事を食べる機会はありませんからね。さすが、日本の航空会社です。
イメージ写真ではこうなっていたので「多分、牛丼だろう」と思っていたのですが、いい意味で裏切られた気分です。
飲み物は定番でビールやワインなどのアルコール類の他、ソフトドリンクもコーラやスプライト、お茶などがあるのですが、目を引いたのは一番上にある、ANAオリジナルドリンク「香るかぼす」です。ANAオリジナルドリンク? はて?
と思ったら、メニューの最後にこんな風に書かれているではありませんか!
凄い! ANAこだわりのジュースがあったなんて! しかもプレミアムシート向けとかじゃなくて、普通にエコノミークラスでも提供されているなんて、嬉しいじゃないですか。ただし、数量が限定ということなので、飲みたい人は早めにオーダーした方が良いでしょう。
夕食はフライトしてから1時間過ぎたくらいだったでしょうか。食前酒にスーパードライを飲みました。続けて、食事が配られましたが、もちろん釜揚げシラスご飯にしました。もう一種類はハンバーグだったと思います。
釜揚げシラスご飯に蕎麦、さらに冷奴に山形県の郷土料理のだしだと思うのですが、それが添えられていました。
機内食で豆腐が出てきたの、初めてです。でもだしでさっぱりと美味しく頂きました。
さらに驚いたのは味噌汁が出てきたことですねぇ。これまた初めてだったと思います。15年以上前にニューヨークから帰国の際にANAに乗ったことがあるのですが、こんなに和風じゃなかった気がするんですよねぇ。機内食も、どんどん進化しているものなのですね。
そしてメインの釜揚げシラスご飯です。上にのっているのは穴子だと思います。煮物、唐揚げ、卵焼きと、ちょっとした駅弁気分で頂きました。いやー、カナダに向かう機内で食べる最後の和食、ちょっといい感じでしたよ。
ビールをお願いしたら、今度はプレミアムモルツになりました。
そして最も驚いたのが、デザートが別で出てきたんです!
しかもハーゲンダッツ! アイスがデザートに出てくる飛行機も、これまた初めてでした。
おっと、朝食を忘れちゃいけないですね。
日本時間の明け方5時くらいでしょうか。こんな箱が配られました。
夕食を食べて12時くらい、朝食が5時くらいなので、食べたら寝ないとカナダに到着してから睡眠不足になりそうです。だから、食べて、寝て、食べたら、すぐにバンクーバーに到着するという感じです。
朝食はサンドイッチでした。十勝まろやかヨーグルトという漢字とカタカナにホッとします。
そして! ついに! ANAオリジナルドリンク「香るかぼす」を頂きました。柑橘系のすっぱめのジュースで、目覚めにピッタリの一杯でした。
ということで、かなり色々と初物尽くしのフライトになった、ANAバンクーバー直行便でした。
バンクーバーに到着してから
バンクーバー空港に到着してからの景色は、こんな感じです。
肌寒いのを覚悟して行ったのですが、気温は21度くらい。むしろ少し汗ばむくらいでした。
ずんずんと人波についていくと、入国審査があります。
前回に訪れた時もそうでしたが、ここはやや混みます。穏やかな気持ちで待ちましょう。
日本円からカナダドルへの両替は、到着ロビーで可能です。日本だと書類に記入が必要ですが、こちらでは1万円札を渡せばそのまま換金してくれます。レシートを貰うだけです。今回は12,000円で約100ドルと教えてくれたので、とりあえず12,000円分を換金しておきました。
バンクーバー空港からVIA鉄道に乗るPacific Central駅に向かうには?
通常、バンクーバー空港経由でアルバータ州に入るのであれば、飛行機を乗り継いでカルガリー空港に向かうのが一般的だと思います。しかし今回は、バンクーバーのPacific Central駅からVIA鉄道に乗車し、アルバータ州ジャスパーに向かうというミッションですので、この後にまずはダウンタウンの方に向かいました。
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今回のカナダ・アルバータ州のブログ取材について
アルバータ州観光公社から取材の依頼を頂き、カナダ・アルバータ州をブログ取材します。2011年夏、2014年冬に続く3度目のカナダ取材です。
過去のカナダ・アルバータ旅の記事
▼カナダ・アルバータ州・バンフのブログ旅まとめ(ロッキー山脈とスキーと犬ぞりとアルバータ牛と) #冬のカナディアンロッキー
▼【ネタフル・カナダ支局】カナダ・アルバータ州ブログ旅まとめ(恐竜と先住民とスタンピードと)