間違いやすい読み方とか、意味を取り違えやすいものとか、この手の記事は自分でも読むし書いてもきたのですが、この「独擅場」は初めてです。しかも完全に間違って覚えていたようです。
ということで、gooランキングの「思わず間違っちゃう読み方ランキング」ですが、1位が「独擅場」です。ドクダンジョウと読みますよね? 実はこれ「ドクセンジョウ」なのだそうです。
・独擅場(ドクセンジョウ)
・独壇場(ドクダンジョウ)
Google日本語変換で「どくだんじょう」を変換すると「独壇場」も出てくるのですが、ちゃんと「もしかして:どくせんじょう」と表示されます。
最初、何が違うのかよく分からなかったのですが、よく見るとヘンが違うのですよ、ヘンが!
「ドクセンジョウ」は手偏で「ドクダンジョウ」は土偏です。
ただし、調べてみると誤読されまくった結果、今では「独壇場」も普通に使われるようになっていることも分かりました。
▼「独壇場」「独擅場」? | ことば(放送用語) – 放送現場の疑問・視聴者の疑問 | NHK放送文化研究所
「擅」と「壇」の文字がよく似ていることから、「どくだんじょう」と誤って読まれるようになり、表記も「独壇場」が一般化しました。誤った読み方と書き方が定着・慣用化した例の一つです。
今では誤読が一般化し、NHKの放送でも「独壇場(ドクダンジョウ)」が使われているそうです。
「独壇場(ドクダンジョウ)」でも間違いではなくなっているのですが「独擅場(ドクセンジョウ)」と書いてある場合には、読み方を間違えないようにしたいですね。
ランキング上位はあるあるが並んでいます。
2位 ふいんき:雰囲気(ふんいき)
3位 いばらぎ:茨城(いばらき)
4位 シュミレーション:シミュレーション
5位 かぶそく:過不足(かふそく)
6位 じゅっぽん、じゅっこ:十本(じっぽん)、十個(じっこ)
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