「噴飯物」どういう意味かご存知でしょうか? 正しくちゃんと使えてますか? 文化庁が、2012年度の「国語に関する世論調査」の結果を公表したところ「噴飯物」の正しい意味を知っている人は20%だったそうです。すいません、誤解していました。
「噴飯もの」誤用半数近く 文化庁の12年度国語調査という記事になっていました。
「噴飯もの」では本来の意味の「おかしくてたまらないこと」(20%)を「腹立たしくて仕方ないこと」(49%)が倍以上上回った。
「噴飯物」は、怒っているイメージを持ってしまっていました‥‥噴火の“噴”に囚われすぎてましたね。いかんいかん、正しく理解しました。
他にも「流れに棹(さお)さす」「役不足」「気が置けない」でも「本来の意味ではない回答が本来の使い方を上回る結果」となったということです。
「役不足」と「気が置けない」は、この手の問題ではよく出てきますね。ちなみに、それぞれ次のような意味ですよ。いずれもで調べました。
流れに棹さす:流れに棹をさして水の勢いに乗るように、物事が思いどおりに進行する。
役不足:力量に比べて、役目が不相応に軽いこと。
気が置けない:遠慮したり気をつかったりする必要がなく、心から打ち解けることができる。
水を差す、力不足あたりと勘違いしてしまうのでしょうね。
時代と共に言葉というのは変化していくのでしょうが「遠慮したり気をつかったりする必要がなく、心から打ち解けることができる」と文化庁。
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