コンビニや百均でも入手でき、手軽にカセットコンロなどで使えるカセットガスボンベ(CB缶)を便利に自宅やアウトドア、キャンプで使っている人も多いと思います。
CB缶をカセットコンロにセットする際には、必ず切り込み凹をカセットコンロ側の凸と合わせる必要があるのですが、あれには気をつけるべき理由があることを知りました。
CB缶の注意書きを見てみよう
まず、CB缶の切り込みについて確認しておきましょう。
切り込みの場所はここになります。
すぐ横に「警告」として次のように書かれています。
「この切込み凹部をこんろ等の容器受けガイド凸部に合わせてセットして下さい」と書かれています。
子どもの頃から当たり前のように使ってきたので、ただ単に凹凸だとずれにくいとか、そういう理由で切り込みが入っている‥‥のだと思っていたのですが、その理由は違うところにありました。
CB缶に切り込みがある理由
その理由を知ったのがこのツイートです。
キャンプで使うCB缶(所謂お家のガスコンロ用のやつ)の話題が出てたので、意外と知らない人が多いCB缶の内部構造を…
切り欠きを上に向けて使用しないと、直接液体ガスに引火して1mくらい火柱が上がり大変危険です
密林で見かける変換付きの激安中華シングルバーナーでやらかす人が多いです… pic.twitter.com/MYIwD6r9XF— わかなかや(元富士山の人) (@wakana_sotomesi) November 19, 2019
CB缶の構造を知ると、その理由がよく分かります。
切り込みとCB缶内部のガスが通って出てくるL字型の管の向きが連動しており、カセットコンロで横に倒して使用するような際に、液体ガスがダイレクトに出てこないようになっています。
液体ガスがダイレクトに出てくると火力が強くなりすぎてしまい、家庭での利用に向かないようです。知らずに使って火柱が出たら恐怖ですよね。そのため、横に倒した際に気化ガスが出てくるように、L字型の管があり、それを間違いなく使うための切り込みということでした。
CB缶に切り込みのある理由がよく分かりました!