登山家の栗城史多氏が、エベレスト登山中に死去したことが明らかになりました。体調が悪くなり下山を試みたものの、下山途中に低体温で亡くなっているところが発見されたということです。8度目のエベレストへの挑戦の途中でした。35歳でした。
ブログでは2018年5月21日10時1分に「下山します」という投稿がされ、健康状態が気遣われていました。
(栗城中継班より)
栗城は体調が悪く、7400m地点から下山することになりました。今後の行動は未定で、栗城が無事に下山して状況がわかり次第、お知らせいたします。
その後、海外メディアがBREAKING: Japanese climber Nobukazu Kuriki found dead on Mt Everestとして訃報を伝えていました。
そして、所属事務所から訃報がFacebookに投稿されました。
下山を始めた栗城が無線連絡に全く反応しなくなり、
暗い中で下から見て栗城のヘッドランプも見当たらないことから
キャンプ2近くの撮影隊が栗城のルートを登って捜索し、
先ほど低体温で息絶えた栗城を発見いたしました。
「生きて帰ることを誓っておりましたのに、このような結果になり大変申し訳ございません」と綴られています。
2012年のエレベスト挑戦では9本の指を失った栗城史多氏でしたが、それからもエレベスト挑戦を続けていました。
心よりご冥福をお祈りいたします。