海外で「Uber」という、iPhoneアプリから呼べるリムジンタクシーサービスが人気になっていると聞いていたのですが、日本でも六本木界隈でサービスを開始したようです。初回に限り5,000円まで無料というプロモーションコードがあると知ったので、早速、試してきました
※ちなみに「Uber」は「ウーバー」と読みます。
「EVERYONE’S PRIVATE DRIVER」というキャッチコピーにあるように、とても上質なサービスを提供してくれるリムジンタクシーサービスでした。
「Uber」アプリをインストール
「Uber」アプリを起動すると、サービスの概要が最初に表示されます。
リムジンタクシーを呼びたい場所に、ピンを移動します。GPSで位置を指定できますし、住所からも可能です。駅名での検索なども利用できます。
配車の前に、目的地を入力して料金の見積もりをすることができます。これは、リムジンタクシーにはタクシーメーターがないため、乗っている間は料金が分からないためです。
支払いは登録したクレジットカードによって行われますので、目的地に到着したら降車するだけです。
「Uber」アプリ使ってみる、ユーザ登録
それでは「Uber」アプリを使用するための、ユーザ登録をします。
ユーザ登録に必要なのはメールアドレスと携帯電話の番号、パスワードです。
続いて、名前を入力します。この名前はドライバーが使用するiPad miniに表示されます。
続いて、支払いのためのクレジットカードを登録します。カード番号はカメラでスキャンできます。
所定の場所にカードを置き、iPhoneのカメラで撮影すると、カード番号がスキャンされます。
なんとまあ!
プロモーションコードがあれば入力します。2013年12月15日まで使える、初回乗車料金5,000円までが無料になるプロモーションコードは「TryUberTokyo」だそうです。
以上で「Uber」のユーザ登録は完了です。
「Uber」アプリでリムジンタクシーを呼ぶ恵比寿編
昨夜は六本木ヒルズに行く用事があったので、恵比寿駅で下車して「Uber」を使ってみました。
現在地と目的地を指定して見積もりすると、1,800〜2,400円であることが分かりました。けっこうアバウトですが、混雑状況やドライバーによって、このくらいの幅は出るということなのでしょうね。
とりあえず「Uber」のリムジンタクシーが分かりやすそうな場所を決め「ピックアップを依頼する」をタップします。
配車リクエスト中!
うおっと、残念ながら配車できませんでした!
後から聞いたところだと、都内でまだ5台しか走っていないそうなので、タイミングによってはこのようなことが起こりえます。
根気よくピックアップを依頼すると、3回目くらいで配車に成功しました。画面下にドライバーの写真と名前、リムジンタクシーのナンバーなどが表示されます。ぼくを迎えに来てくれるのは「正美」さんです。到着まで14分と表示されました。
ただ、15分ほど待っても一向に待ち時間が減らないので、ドライバーに連絡するという機能を使い、ショートメッセージを送りました。
凄いですよ、ドライバーにメッセージしたり電話できたりするんです。内容は「18時20分まで待って到着しなければキャンセルいたします」というものでした。
メッセージはiPhoneのメッセージアプリで送信されました。相手先は携帯電話の番号なので、SMSで送られるようです。
残念ながら18時20分まで20分間待っても到着しなかったので「Uber」アプリから乗車のキャンセルを行ないました。
注意が必要なのは、配車を依頼してから5分以上が経過した後のキャンセルだと、手数料が加算される場合があるということです。リムジンタクシーが向かっているから、ということなどがあるのでしょうね。
恵比寿駅では残念ながら「Uber」を利用することができなかったのですが、驚いたのは、18時20分に「正美」さんから電話が来たのです。「間に合いそうにない、申し訳ない」という内容の電話でした。
これにはびっくり。さすが「EVERYONE’S PRIVATE DRIVER」だと思いました。
「Uber」アプリでリムジンタクシーを呼ぶ六本木編
六本木ヒルズからの帰り道、またもや「Uber」アプリを使ってみました。今度は成功です! 到着まで5分と表示されました。ドライバーは「宏和」さんです。
到着までの残り時間も順調に減り、今回はリムジンタクシーが近づいてきていることが分かります。
「Uber」のリムジンタクシーが到着しました! タクシーではなく、黒塗りのハイヤーです。ハイヤーに乗ることなんてないのでドキドキします。
「宏和」さんはとても気さくな方で、いろいろとお話させて頂きました。曰く「Uber」のリムジンタクシーはハイヤーと1時間いくらという契約をしており、そのハイヤーが配車されているそうです。
助手席にはiPad miniがセットされていました。ここには、配車を依頼した人、つまりぼくの名前も表示されています。乗車、降車時にボタンをタップするようになっています。
リムジンタクシー乗車中に「Uber」アプリを確認したところ、現在地がタクシーのアイコンで表示されていました。刻一刻と移動していきます。
目的地に到着してボタンをタップすると、料金が表示されます。ただし、支払いは登録しているクレジットカードで行われるので、ドライバーとの金銭のやり取りはありません。スマートです。
ちなみに、表示された料金の下には、乗車した人のレーティングがありました。
アプリにも領収書が表示されました。
乗車した側からもレーティングが可能になっていますし、コメントを残すことも可能です。ドライバーとの、ちょっとしたコミュニケーションに繋がるのでしょうか。
「Uber」に乗車した領収書はメールでも届きます。その中には、料金はもちろん、リムジンタクシーで移動した軌跡が地図で表示され、降車場所の住所、移動距離、所要時間、平均速度なども記載されています。
「Uber」ってどうよ?
ハイヤーが配車されるので、乗り心地も良いですし、ドライバーさんも丁寧ですし「Uber」を利用すると上質なリムジンタクシーのサービスが受けられると思います。ただし、その分、料金はやや高くなりますが。
また、都内だと普通にタクシーがたくさん走っていますので、タクシーを選ぶか、リムジンタクシーを選ぶのか、といったあたりは、難しい選択ですが、女性が一人で乗る時には安心して乗れるのかも、と思いました。配車の時に顔写真や名前が表示されるなどして“顔の見えるタクシー”という安心感は、ぼくも感じました。
日本の「Uber」はTwitterアカウントを用意して、サポートを行っているようです(@Uber_Tokyo)。いくつか質問したら、深夜なのにすぐに回答を頂けました。
その一つに「アメリカでもそのままアプリが使える」というものがあったのですが、例えば海外に行ったら、少し高くても「Uber」のリムジンタクシーを利用したら安心だよなぁ、と思いました。金銭のやり取りがないので、ぼったくられるみたいな心配ないですもんね。
とりあえず初回5,000円まで無料のプロモーションをしていますので、どんなものか実際に乗ってみると分かりやすいと思いますよ! 六本木界隈に用事のある方はぜひ。
「Uber」は無料のiPhoneアプリです。
Uber
カテゴリ: 旅行
価格: 無料