月刊音楽誌「スイングジャーナル」が、2010年6月19日発売の7月号を持って休刊することが発表されています。
スイングジャーナル休刊へによれば「広告収入の減少が主な原因」ということです。
発行元のスイングジャーナル社によると、同誌は1947年に創刊。鑑賞する音楽としてのジャズを提唱し、海外の名盤などをいち早く紹介。マイルス・デイビスやジョン・コルトレーンといった海外の大物ジャズミュージシャンのほか、渡辺貞夫、日野皓正らを特集するなど、日本のジャズ文化のすそ野を広げる中心的な役割を担ってきた。
「戦後の日本のジャズ文化をけん引し、63年の歴史がある」ということで、その休刊を惜しむ声も多いんじゃないかと思いますが。
編集長は「何とか復刊を目指し、努力したい」とコメントしています。
こうした歴史のある雑誌がなくなるのは残念ですが、事実として「読まれなくなっている」とこともあるので複雑です。
音楽誌「アドリブ」休刊へというのもお伝えしましたが、同じくスイングジャーナル社の雑誌でした。
▼Swing JOURNAL (スイングジャーナル) 2010年 05月号 [雑誌] (雑誌)
▼Swing JOURNAL (スイングジャーナル) 2010年 06月号 [雑誌] (雑誌)
これまでネタフルで取り上げてきた休刊ネタです。
▼小学館の幼児誌「マミイ」休刊へ
▼「読売ウイークリー」休刊へ
▼小学館「ラピタ」「Latta」休刊へ
▼「南日本新聞」夕刊休刊へ
▼「コミックチャージ」2年で休刊へ
▼「ヤングサンデー」休刊を検討中
▼「主婦の友」休刊へ
▼「千葉ウォーカー」休刊「ぱど」週刊→隔週刊へ
▼「知恵蔵」休刊
▼「エルマガジン」休刊へ
▼映画雑誌「ロードショー」休刊へ
▼「LOGiN」休刊へ
▼「コミックヨシモト」休刊
▼ギャル向け女性誌「Cawaii!」休刊へ
▼「コミックボンボン」休刊へ
▼「月刊少年ジャンプ」休刊へ
▼「ヤングサンデー」休刊を正式発表
▼「インターネットマガジン」が休刊に
▼「週刊ゴング」休刊へ
▼無料マンガ「コミック・ガンボ」休刊
▼「ダカーポ」休刊へ
▼「NIKITA」休刊へ
▼「薔薇族」が休刊
▼「Hotwired Japan」が3月末で休刊
▼「STUDIO VOICE」休刊へ
▼「マリ・クレール」休刊
▼「フォーブス日本版」休刊へ
▼「Hanako WEST」休刊へ
▼求人誌「ガテン」休刊へ
▼「PINKY」休刊へ
▼小学館「sabra」休刊へ
▼小学館「ChuChu」休刊へ
▼「小学五年生」「小学六年生」が休刊
▼学研「科学」「学習」休刊へ
▼「ネトラン」休刊
▼二玄社のクルマ雑誌「NAVI」休刊へ
▼「格闘技通信」休刊
▼「TOKYO1週間」「KANSAI1週間」休刊へ
▼音楽誌「アドリブ」休刊へ
▼「スコラ」休刊
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スイングジャーナル誌で評論を執筆していた大橋巨泉氏「ひとつの時代の終わりを告げていると思う。かつてはスイングジャーナルに原稿を頼まれると、僕たち若いジャズ評論家は、天にも昇るような気持ちだった。ただ、今ではジャズはレコード音楽として残っているだけで、食べ物屋のBGMになってしまっている。熱心なジャズファンに支えられて、ここまでもったのだろう」