「Touch Diamondと考えるスマートフォンの未来」第2回レポート

数名が実機をモニターし「Touch Diamondと考えるスマートフォンの未来」第2回のブロガーイベントが開催されました。

_Users_kogure_Library_Application-Support_Evernote_data_29848_content_p1534_7a1f737d614912523f06e07a7a9e10e7.jpeg

第1回のレポートは「Touch Diamondと考えるスマートフォンの未来」レポートになります。

期間中、ぼくも「Touch Diamond」をお借りしていろいろいじったので、そのことについて簡単なプレゼンをしました。内容はこれまでのエントリーのまとめです。

「Touch Diamond」に”Spb Mobile Shell”インストールしてタッチ操作
「Touch Diamond」をモバイルWiFiルータにする(WMWiFiRouter)
「Touch Diamond」動画系のアプリを楽しむ

その後、軽食を食べながら「自分ならここを改良する」みたいなことを考え、グループワークを行い、そして発表となりました。

_Users_kogure_Library_Application-Support_Evernote_data_29848_content_p1537_624f18a3793c84a3854570ab40c47b80.jpeg

グループワークをしている時からそうだったのですが、5人集まれば5人の改良ポイントが違うのです。さらにグループ毎の改良ポイントも違うという。

一口にスマートフォンといっても、それぞれが理想とするのはこんなにも違うものなのか、と思ってしまいました。

それだけに、逆にメーカー側から理想というか夢というか、こういう使い方があるんだよ、というのをしっかりと明示しないと、多くの人にとって物足りない結果になってしまうのかな、とも思いました。

逆にコンセプトをきちんと提示し、周辺サービスを構築することができるのならば、利用者の裾野も広がり、みんなそれに乗っかっていくことができるのではないかと思います。

いろいろ改善ポイントがでましたが、ほとんどはソフトウェアで解決できそうです。とどのつまりは「Windows Mobileがんばって!」という話になります。

最後にMicrosoftの方から、この日の発表内容を踏まえて“7つの約束”が発表されました。

・オンラインストレージの自動バックアップ
・入力方式の改善
・大きなボタン
・レスポンス
・マルチウィンドウ改善(プロセスがバックグラウンドに残る)
・IMを始めとしたコミュニケーション
・バッテリー改善

この“7つの約束”のうち、4つは近いうちに実現すると力強い言葉がありました。さらに残りから、いずれ2つも実現させる、と。

なんだリクエストの中から実現予定がないのは一つだけじゃないですか! ってすごい!

正直なところ、現時点では決して使いやすいとはいえないタッチ操作だったのですが(自分にとって)、今後の展開に非常に期待を感じながら会場を後にしたのでした。改善されたらまた触れてみたいです。

Microsoft、HTCの方とダイレクトにいろいろとお話をさせて頂けて、本当に良かったです。