連休中に、ブルーレイディスク「深海の世界」の試写会に参加しました。「深海の世界」というのは、超高感度ハイビジョンカメラで撮影された深海の映像をまとめたものです。
ファミリー向けの会があったので、NHKスペシャルでゴブリンシャークに釘付けだったCHONANを連れていきました。
この映像は日本の海洋研究機関「JAMSTEC」の手によるもので、実際の潜水調査で撮影された映像になります。映像の前に藤倉博士のトークがありました。
そこで話されたことのメモです。
・海の深さ平均3800メートル
・7:3=海:陸
・深さ200メートル以上を深海
・突き詰めていくと地球の生き物は太陽に支えられている
・生き物は深くなればなるほど少なくなる
・深海でも大量の生き物がいる場所がある
・それは海底火山
・硫黄、基本的には毒ガス
・しかしそれを使うバクテリアがいる
・それを食べる生き物がいる
・研究のためにきれいな映像を撮っている
・網でとるといるのは分かるがどういう現場か分からなかった
・それが分かるようになった
この後、約80分に渡って「深海の世界」のハイビジョン映像が繰り広げられました。
とても陸地には存在しないような、不思議な生物たちを見ることができましたが、やはり未知の生物というのはワクワクしますね。それにしてもクラゲが多いなー。
水圧が高い訳ですけど、やっぱり「重いよー」と思いながら暮らしているのかしら(んな訳ないか)。
相模湾、小笠原諸島、三陸沖、鳩間海丘、富山湾などの様子が見られるのですが、ちょっと80分ぶっ続けで見るのは厳しいですね。けっこう淡々と進んでいきますから。
テレビ番組のつくりだったら、潜水艇の様子とか、いろいろとストーリー仕立てになるのでしょうが、そういうドラマチックなものではなく、あくまでも淡々と「深海の世界」です。
でも、普通には触れられない世界を、ブルーレイディスクの美しい映像で見られるというのは価値あると思います。幼稚園児でも大丈夫でしたよ。
※DVD版も発売予定だそうです。