AppleのSpeedometerベンチマークテストでGoogle ChromeがSafariよりも高速になったとGoogleが発表

Chrome faster than safari

AppleのSpeedometerというウェブブラウザのベンチマークテストにおいて、Googleの「Google Chrome」がAppleの「Safari」よりも高速になったとGoogleが発表しています。

Chromium Blogで、the fast and the curiousとして伝えられています。

We’re excited to announce that in M99, Chrome on Mac has achieved the highest score to date of any browser – 300 – in Apple’s Speedometer browser responsiveness benchmark.

バージョンM99では、Mac版「Google Chrome」がAppleのSpeedometerベンチマークで、これまでのウェブブラウザの中で最高のスコアである300を達成したとしています。

改善に結果、全体的なスピードが向上し、Google ChromeはSafariの現在のビルドよりも7%高速に、グラフィック性能は15%高速化されているそうです。

2020年後半にM1 Mac版Google Chromeがリリースされて以来、17ヶ月前に比べて43%も高速になっているそうです。

Chrome faster than safari2

Speedometer 2.0」で手元のGoogle Chromeのスピードテストをしてみました。バージョンは「 99.0.4844.51(Official Build) (arm64)」という最新版です。

Chrome faster than safari3

何度か試したところ、280〜285くらいのスコアでした。タブは80枚以上を開いているし、同時に複数のアプリも起動しているのでそうしたことも影響していると思いますが、300に近いスコアは出ています。

普段は使っていないSafari(バージョン15.3)で何度かテスト試したところ260台のスコアだったので、確かに性能差はあるようです。