ある日、ビデオオンデマンドサービスを提供している「ビデオマーケット(VideoMarket)」から「日本でも発売予定のNexus Playerがあるんだけど触りに来ないか?(意訳)」というメールを頂き、興味があったので溜池山王まで遊びに行ってきました。
「ビデオマーケット(VideoMarket)」とはどんな会社なのか?
失礼ながら「ビデオマーケット(VideoMarket)」というサービスは知らなかったのですが、ビデオオンデマンドサービスということで「Hulu」や「dビデオ」といったサービスと同種だそうです。その歴史は古く、最初はガラケー向けのサービスで最近はスマホアプリに対応、最大の特徴は見逃し番組配信数No.1という点とのことでした。
シナリオのある一般作品の配信数は10万本で、これは他社と比較してもナンバーワンとのことでした。NHKを含むキー局を全て取り扱っているのは「ビデオマーケット」のみだそうで、ドラマなどの見逃し配信のスピードも速いことに自信があるとおっしゃっていました。
料金コースは2つです(いずれも税抜き月額)。
・プレミアム&見放題 980円
・プレミアム 500円
1作品の価格はどれくらいかと伺ったところ、アニメだと108〜160ポイントくらい、1時間ものは200〜324ポイント、2時間映画が300〜500ポイントだそうです。
月に1〜2本の映画を見るとか、もしくはドラマの見逃し配信を利用することが多い人なら、月額500円のコースに加入しておくのが良いかもしれません。実際、現時点ではドラマの見逃し配信を利用している人が多いそうです。新作比率も、国内ものが圧倒的に多いそうで、このあたりは「Hulu」との大きな違いかもしれません。
1本いくらのレンタルビデオのような使われ方をしているようですね。
※「ビデオマーケット」の画面は全て開発中のものです。
ビデオマーケット 動画見放題 Chromecast対応版
カテゴリ: エンターテインメント
価格: 無料
で、その「ビデオマーケット」も対応するという「Nexus Player」です。
「Nexus Player」に触ってみました
勉強します。
Android TV:プラットフォームの一つ
Nexus Player:Android TVを楽しむためのハードウェア
Chromecast:スマホやタブレットの内容を表示するだけ
つまり「Chromecast」はスマートフォンやタブレットの画面をストリーミングするためのデバイスで「Nexus Player」は中でAndroidが動いている端末ということです。
「Chromecast」は「Apple TV」で言うところの「AirPlay」で「Nexus Player」は「Apple TV」そのものといった感じでしょうか。
「Nexus Player」は「Apple TV」の進化が止まっている間に先に進んでおり、専用のゲームコントローラーなどを使ってAndroidのゲームもプレイできるようになっています。
実際にゲーム画面も表示してみましたが、なかなかのものというか、家庭用ゲーム機と真っ向から勝負するのだろうなぁ、と思いました。
Google Play。
YouTube。
当然ですが、普通にAndroid端末なんです。
感覚的には、自宅にAndroid端末が1台増えるといったところでしょうか。
例えば「Apple TV」ユーザからすると「Nexus Player」に乗り換えるのは大変じゃね? という気もします。特に、ぼくは「Hulu」をよく使っているので、課金方法を切り替えるのが手間だと思ってしまうのですが、そんなことないのです。
「Hulu」にしろ「ビデオマーケット」にしろマルチデバイスに対応していますので、iTunesで課金しているなら、それはそのままで「Nexus Player」のアプリでも同じアカウントでログインするだけでいいのです。
次の「Apple TV」のアップデートがいつになるか分かりませんが、リモコンの音声検索が便利だったので「Nexus Player」の乗り換えもありだよなぁ、なんて思ってしまいました。
「Apple TV」もありましたので「Nexus Player」との比較写真も撮影してみました。
ちなみに「ビデオマーケット」にあったのは、アメリカで購入した「Nexus Player」だうです。
「Nexus Player」は、2月下旬発売予定と聞いていたのですが、そろそろ発売でしょうか?