多い日には朝、昼とペペロンチーノを食べる日もあるのですが、自分でもよく食べ飽きないなと思います。そこでふと思ったのは、ペペロンチーノって、イタリアの白米なんではないかということなんですね。
「ご飯の友」なる言葉もあるように、ご飯と漬物、ご飯と梅干し、ご飯と生卵、とか、とても合うじゃないですか。だから思いました。ご飯に合うものは、だいたいパスタにも合うんじゃないかと。
ということで、今回は「卵かけペペロンチーノ」略して「カルボナーラ風「卵かけペペロンチーノ(TKP)」」に挑戦です!
カルボナーラ風「卵かけペペロンチーノ」レシピ
そもそもパスタには卵を使うカルボナーラという料理もありますので、相性はとても良いと思います。問題は、どう卵を使うか、でした。
それでは、作り方をご紹介します(試作も含めて)。
「卵かけペペロンチーノ」試作
ベースとなるペペロンチーノを作るところまでは【簡単】電子レンジでチンして作る基本のペペロンチーノをご覧ください。
1〜3号まで作り方がありまして、今回は朝ごはんに食べるペペロンチーノがテーマなので、できるだけ手間を掛けないという観点から、試作はペペロンチーノオイルをかけるだけの3号をベースにしてみました。
朝ごはんに食べることを想定しているので、麺の量はいつもの100gの半分の50gです(レンチンする時間はいつもと同じ)。追加で用意する食材は生卵です。
パスタをレンチンしながら、生卵をかき混ぜておきます。
湯切りしたパスタが熱々のうちに溶いた生卵をかけ、手早くかき混ぜます。その際に、鶏ガラスープの素を2〜3振り、ペペロンチーノオイルをかけ回し、塩も加えて味の調整をします。
朝食のご飯ということで、ご飯茶碗に盛り付け、乾燥ネギをふりかけて完成です。まさに卵かけペペロンチーノという風情です。
食べてみると悪くはないのですが、微妙に物足りません。途中に和風がよかろうと思い白出汁で味変するも、足りないのはそこではない印象。どうも生卵をかけただけでは美味しさが足りないようなんです。あと3号だとちょっとニンニクが強めに感じました。
ということで、別の方法で作ってみることにしました。
チンは2度する「卵かけペペロンチーノ」
よし、溶き卵を入れてから、もう一度レンチンしてみよう!
※合計2度レンチン
今度の作り方はペペロンチーノ3号ではなく、ペペロンチーノ1号をベースにします。
作る際の注意点は以下の通りです。
・後からもう一度レンチンするのでいつもより10秒くらい短めに
・麺の量を50gにするならあわせて調味料も少なめに
レンチンが完了したペペロンチーノ1号(オリーブオイル・塩は投入済み)に、以下を入れてかき混ぜます。
・溶いた生卵(1個)
・鶏ガラスープの素(2〜3振り)
そして、もう一度レンチンです。今度は30秒程度です。最初、20秒くらいレンチンして中を確認して、もし生卵が固まりかけていなかったら、10秒ずつプラスしてください。
こんな感じで微妙に固まりかけたらOKです。ざっくりとかき混ぜて、盛り付けます。
ブラックペッパーを大量にかけて完成です!
朝ごはんぽく、ご飯茶碗に盛り付けています。
卵は完全に火が通る前の柔らかいスクランブルエッグのようになっていて、カルボナーラ風で美味しいです。卵のコクが出ています。
朝からニンニクは‥‥という場合は、少なめで大丈夫です。鶏ガラスープの素も使って味はしっかりつきますから、ほぼニンニクなしでも美味しいと思います。味が足りなければ塩を追加してください。
追いオリーブオイル、追いブラックペッパーもぜひどうぞ!
卵が入ることで、妙にペペロンチーノが健康的に感じられてしまいました。ちなみに麺が100gまでは生卵は1個でも足りると思います。
カットしたトマトを入れて中華風の味付けにしたり、チーズを入れても美味しそうなので、いずれ試してみようと思います。
手軽に作れるので、ぜひ朝食にもペペロンチーノを! ごちそうさま!!!!!
他のレンチンパスタのレシピはコチラからどうぞ。