自転車に乗りながらスマートフォンを触る「ながらスマホ」で死亡事故を起こした元女子大生に、禁錮2年・執行猶予4年の有罪判決が下されています。自転車スマホ事故で有罪 元女子大生に禁錮2年という記事になっていました。
スマートフォンと飲み物を持ちながら電動アシスト自転車に乗り、歩行者にぶつかって死亡させたとして、重過失致死罪で在宅起訴された元大学生森野実空被告(20)に、横浜地裁川崎支部(江見健一裁判長)は27日、禁錮2年、執行猶予4年(求刑禁錮2年)の判決を言い渡した。
被告は「右手に飲み物、左手にスマホを持ち、左耳にイヤホンをした状態で、スマホをポケットにしまった直後」に事故を起こしたと認定されています。両手がふさがった状態で危険きわまりないですね。
ただ「時速約9キロと比較的低速で、被告が反省の弁を述べている」といったことから、執行猶予付き判決になったということです。
判決は禁錮2年、執行猶予4年(求刑禁錮2年)でした。
禁錮というのは、作業業務が科されない刑罰です。刑務所には入りますが、作業はありません。懲役より軽い刑罰とされています。
亡くなった女性の遺族は「被告は正しい反省の仕方をしていないと思います。判決は母の命の重さに対して軽いものだと思います」とコメントしています。