崖の上のポニョの舞台、鞆の浦の旅。鞆の浦には、坂本龍馬が隠し部屋に宿泊したという「桝屋清右衛門宅」があります。実際に、隠し部屋に入ることもできるのです!
坂本龍馬が「いろは丸事件」で紀州藩と交渉するために、宿泊していたのが、この「桝屋清右衛門宅」です。
桝屋は廻船問屋を営んでおり、坂本龍馬は命を狙われていたため「才谷梅太郎」という偽名で宿泊したそうです。
「坂本龍馬がいろは丸事件の際に宿泊した」という伝承があり、地元の有志が調査したところ、天井裏の隠し部屋が見つかったのだそうです。
それを改修し、2011年4月より一般公開がされています。
入館料は大人200円、小中高100円です。
部屋を進んでいきます。
そもそも「いろは丸事件」とは何なのか?
海援隊の乗った「いろは丸」と、紀州藩の「明光丸」が衝突し「いろは丸」が沈没、坂本龍馬が紀州藩を相手に交渉を行なった事件だそうです。
これが坂本龍馬の隠れていた部屋に通じる階段です。が、一般の人が上がれるように、後からつけられたものです。
進んでいくと‥‥
あった!
ありました!
坂本龍馬が偽名で宿泊していた部屋が!
坂本龍馬は、ここで何を考えていたのでしょうかね。普通に部屋に入れるので、なんだかドキドキしましたよ。「ここに坂本龍馬がいたんだな‥‥」と。
元々は、天井の一部が取り外し可能になっており、普段は行くことのできない場所にあったのが、坂本龍馬の隠れていた部屋です。
坂本龍馬に思いを馳せるダンボー。
坂本龍馬ファンなら「桝屋清右衛門宅」は、間違いなく訪れたい場所の一つではないでしょうか。
▼広島県観光ホームページ/龍馬の隠れ部屋 桝屋清右衛門宅 (gallery shop MASUYA)
住所:広島県福山市鞆町鞆422番地