Twitterを代替する可能性を秘めたプロトコルとして開発中のATプロトコルのショーケース的な位置づけであるSNS「Bluesky」の参加に、招待コードが不要になり、誰でもユーザー登録することが可能になりました。ただし、電話番号によるSMS認証が必要です。
「Bluesky」招待コードが不要に
BlueskyチームのRoseさんが、2024年1月10日にユーザー数が300万人を突破したことについてのリプライのやり取りの中で、Blueskyの招待コードは間もなく廃止されるとポストしていました。
Join Bluesky Today (Bye, Invites!)として、招待コードが不要になったことが正式に発表されました。
For the past year, we used invite codes to help us manage growth while we built features like moderation tooling, custom feeds, and more. Now, we’re ready for anyone to join.
過去1年間は、様々な機能を構築しながら、成長を管理するために招待コードを使用しましたが、誰でも参加できる準備が整ったとしています。
「Bluesky」登録には電話番号が必要
ユーザー登録はコチラから行います。
メールアドレス、パスワード、誕生日を入力すると、次の画面で電話番号によるSMS認証が必要になります。
日本も選ぶことができます。「Bluesky」は誰でもユーザー登録は可能になりましたが、SMSを受け取れる電話番号が必要となります。
「Bluesky」の今後
招待コードが不要になったことを伝える記事の中では、今後のモデレーションサービスや、フェデレーションに関する機能が公開されることもアナウンスされています。
例えばモデレーションでは、ファクトチェックをする組織が、ラベル付けサービスを利用して「部分的に虚偽」「誤解を招く」など、ファクトチェックに利用することができるとしています。こうしたモデレーションサービスは、積み重ねて利用することができるとしています。
フェデレーションに関しては、既に内部で複数のサーバー間でネットワークが構築されており、2024年2月後半にはメインのネットワークに接続するサーバーを自分でホスティングできるようになるとしています。
追記:「Bluesky」誰でも登録可能になって18時間でユーザーが34万人増という記事を書きました。
▼まるでTwitterのような分散型SNS「Bluesky」招待コードを入手したので試してみた