日本通信とVAIOがコラボレーションした「VAIO Phone」の惨状が伝えられています。VAIOのスマートフォンということで期待は高かったのですが、蓋を開けてみたら既存製品にロゴをつけただけといってもよいくらいの製品だったため、ネットでは悲しみの声があがっていました。「VAIO Phone」のガッカリ度 “安物スマホ”と変わらぬ性能という記事になっていました。
どこも売り場は寂しい限りで、ほとんど手に取る人もいないといった状態だった。店員に話を聞いても、「売れるのは隣にある2万9800円の台湾メーカーのものばかり」という有様だ。
売れているのは「ZenFone 5」でしょうかね。「VAIO Phone」は51,000円ですしね、高いですよね。恐らくSIMフリー端末の購入を検討している人は、そこまで高価なものは必要としていないのではないでしょうか。
中身がVAIO製かどうかは関係なく、そもそもスマートフォンでは実績のないこともありますし、VAIOブランドは効果がなかった、ということなのでしょう。もちろん、中身もVAIOが担当して「51,000円でも買いたい!」と思える端末だったら別でしょうが。
「アップルと対抗できるブランドはVAIO」と日本通信の三田聖二社長は豪語したが、この状況を見ると、VAIO Phoneはその足元にも及ばないといったほうがふさわしいだろう。
VAIOとしては「こんなはずじゃなかった」という気持ちのようですが、ロゴがついて製品が出てしまったのですから、もはやそんなことも言ってられない訳です。「今回のスマホは日本通信の製品であり、VAIOがつくったわけではない」という言い訳も通用しないでしょう。
果たしてスマートフォンでリベンジをするのか、それともスマートフォンからは撤退するのか。現実的には後者でしょうか。ぼくも期待はしていたので、登場した製品を見てガッカリした気持ちは大きかったです。
ネタフルでは次のような記事を書いていました。
▼「VAIO Phone」発表(中身は台湾クアンタ製?VAIOはロゴだけ?)
同じ価格帯だったら、格安SIMが使えるソニーのSIMフリー端末「Xperia J1 Compact」を買っちゃうよなぁ。
▼Sony ソニー XPERIA Z3 Compact D5833 [並行輸入品] (ブラック)【SIMフリー】