
「VAIO Phone」は不評でしたが、安曇野FINISHの「VAIO Phone Biz」ならどうですか。OSにWindows 10 Mobileを採用したスマートフォンが、VAIOから発表されました。発売は2016年4月。価格は5万円台と見られています。
アルミ削り出しの高級感、新VAIO Phone「Biz」は4月発売。Win10搭載、全数検査「安曇野FINISH」も実施 – Engadget Japaneseという記事になっています。
アルミニウム合金削りだしによる高級感のある筐体に、5.5インチフルHDディスプレイ、Snapdragon 617オクタコアプロセッサを搭載。また、Continuumが快適に動作するように、RAM容量を3GBに高めた点などが特徴です。
スマートフォンに外部ディスプレイ、キーボードを接続し、デスクトップPCのように使用する機能「Continuum」にも対応します。BIZモデルですが、VAIOストアの他、楽天モバイル・ビッグローブのMVNOで個人でも購入できるそうです。

「VAIO Phone Biz」はSIMロックフリーで、ドコモ回線で利用できます。
また製品は、VAIO社の安曇野工場で全数検査の工程を経て出荷する「安曇野FINISH」を実施。VAIO PC同様の高い品質と信頼性を保証するとしています。
ようやく「VAIO」の名を冠するのに相応しいスマートフォンが登場した、といったところでしょうか。
関連記事をまとめておきます。
▼VAIO度濃厚なVAIO Phone Bizインプレ。VAIOノート505を連想させる「銀スマ」は触って納得の仕上がり – Engadget Japanese
505シリーズはマグネシウム合金だったため、本機とは素材が違い、また色も本機のほうが明るめ(505は紫色が入っており、環境光によってはかなり青みがかります)ですが、古くからのVAIOファンにとってはこの(銀パソならぬ)「銀スマ」感だけで十二分なツボとなりそうです。
▼[「VAIO Phone Biz」ファーストインプレッション] 待望のContinuumはどこまで使えるのか – ケータイ Watch
それでもExcelのようなアプリケーションの場合、5.5インチの小さな画面をタッチ操作でちまちま編集するのは本当に骨の折れる作業だ。それに比べると、一覧性が高いフルHDの広い画面をマウスとキーボードで操作するContinuumの方がはるかに効率的なのは間違いない。
▼ASCII.jp:安曇野FINISHなWindows 10 Mobile機「VAIO Phone Biz」が発表!最速実機レビュー (1/2)
カメラ機能もWindows 10 Mobile標準のものだが、1300万画素をほこる背面カメラの画質はややエッジがキツい印象を受けるものの一般的なミドルレンジのAndroid機と勝とも劣らない。