噂になっていた、ソニーXperiaのSIMフリー端末「Xperia J1 Compact」が発表されました。イオンの「イオンモバイル」や、So-netの「PLAY SIM」といったMVNOでもセット販売することが発表されています。端末価格はイオンでは54,800円となっています。
液晶サイズは4.3インチ、重量は138gです。バッテリーは2,300mAhで、アプリの待機中の動作を制限するSTAMINAモードが搭載され、約2倍のバッテリーの持ちを実現します。
おサイフケータイ、防水、防塵など、格安SIM向けのSIMフリー端末としては本体機能が充実しているのも特徴です。カメラは2,070万画素です。メモリは2GB、ストレージは16GBです。
格安SIM向けの端末というと、端末も安いものが求められている、求めている人が多いのだろうと思っていましたが、中には端末のクオリティは落としたくないという人もいるでしょうから「Xperia J1 Compact」はそういう層に刺さる端末だと感じました。
イオンスマホにソニーのXperiaと京セラ端末が登場という記事によると、基本的なスペックやデザインは、NTTドコモから発売された「Xperia A2 SO-04F」と同じということです。
「Xperia J1 Compact」を2年間使ったとすると、ひと月あたりは約2,300円となります。これに格安SIMを組み合わせると5,000円以内で運用することは可能そうですね。SIMフリー端末はリセールバリューもありますので、そのあたりも考慮に入れても良いかもしれません。
「Xperia J1 Compact」「Z3 Compact」「VAIO Phone」、スペックと価格を比較 – 「J1 Compact」は魅力的な機種にという記事もありましたので、参考にしてください。
CPUについては、「J1 C」がMSM8974(クアッドコア、2.2GHz)、「Z3 C」がMSM8974AC(クアッドコア、2.5GHz)なのに対し「VAIO」がMSM8916(クアッドコア、1.2GHz)と若干出遅れており、最新のスマートフォンを使っている人にとっては若干違和感を感じるかもしれない。
VAIOのロゴを付けただけの「VAIO Phone」と、Xperia純正の「Xperia J1 Compact」が並んだら‥‥やはり「Xperia J1 Compact」を選ぶ人が多いような気がします。
「Xperia J1 Compact」のサイズ感ですが「iPhone 4の厚さが約9.3mm、約137gと近く(ディスプレイサイズは3.5インチだが)」ということで、iPhone 4とかなり近いそうです。
安さで選ぶとすれば引き続き「ZenFone 5」はオススメの端末だと思いますが、おサイフケータイや防水性能を考えた時には「Xperia J1 Compact」という良い選択肢が登場しましたね。
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ネットワークは下り最大150MbpsのLTEに対応(VoLTE非対応)、IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0、NFCをサポート。おサイフケータイ、IPX5/8、IP5X相当の防水・防塵、テザリング、GPSといった機能、センサーを装備する。重量は138g。本体価格は54,800円(税抜)。