4Gから5Gになって何が変わるって、回線スピードが速くなるということでコンテンツのダウンロードが速くなる‥‥くらいにしか考えてなくて、だとしたら可処分時間は変わらないんだから劇的に世界が変わることってないのでは、と思っていたんですが、そんなことはなかったんですね。
5Gで動画にだけ着目する人が予想できてない姿という記事を読んでハッとしました。「今の4Gでも若干通信速度が遅いだけでYouTubeや映画などを見るのに困りはしない」というのは正にそうだよな、と思っていたのです。
しかし、5Gのメリットは違うところで活きてきます。
5Gのメリットは通信速度が速くて、映画が数秒でダウンロードできることやネットによる動画中継がテレビで流れるのと同時になるなどわかりやすい具体例が多い。ただ、4Gと5Gの違いで根本的な大きな違いは、レイテンシー(遅延)が0秒に近く、ほぼ遅延がないということだ。
この分かりやすいケースとして、データのやり取りに時間がかかることがなくなるので、クラウドにあるデータをあたかもローカルにあるかのように扱える、つまりスマホ本体のメモリー容量を限りなく少なくできる可能性がある‥‥という話がされているのです。
Googleフォトのようにスマホ本体の写真や動画を全てクラウドにバックアップするという考え方も既にありますが、5Gになると、そういう環境がより現実的になってくる‥‥ということなのですね。
それにはデータ通信量が安くなるとか、5G以外の環境でどうするのかとか、クリアしなければならない課題もあるのですが、この発想はなかったのでかなりハッとさせられました。
5Gのやってくる世界、楽しそう!