青山のお洒落スポットで開催されたブロガーミーティング「lino Night ’08 natsu」に参加してきました。
会場には20人くらいのブロガーがいたでしょうか。新機能の発表、そして開発者と「lino」を使った質疑応答が行われました。
「lino」といえばアレです。ものすごくよくできた、オンラインの付箋サービスです。
ネタフルでも、
▼オンライン付箋サービス「lino」
▼lino専用クライアント「dino」が楽しい!
というエントリーを書いたりしました。
ただ、どちらかというと「lino」はコラボレーションに活用するツールだと思うので、万年ひとりぼっちなぼくには使いどころがなかったのですね。
新機能発表ということで、もしかするとひとりぼっちでも有効活用する手だてがあるのでは!? と期待していったのですが、そういう発表はありませんでした。
なお、記者会見での新機能の発表は付箋サービス「lino」、グループ機能追加などの新バージョン公開という記事がよくまとまっておりますので、そちらをご覧ください。
自分で気になったところをメモしていたのですが、以下のようなところでした。
・新しい付箋が貼られるとリロードなしで表示される
→チャット感覚
・4月のリリースから40を超える機能強化
実際のところ、ものすごい技術なのですよ。ええー、そんなこと(動き)までできちゃうの? みたいな、ブラウザ上で動いているアプリケーションとは思えないくらいなのです。
それだけに自分でも使ってみたいのですが、いかんせんひとりぼっち‥‥。
ということで、質疑応答で「ひとりぼっちなのですが何か良い活用方法はありますか?」みたいなことを「lino」で質問したら、開発者の方が「友達になりましょう」と言って下さいました。
見ず知らずなのに。泣ける。
でもやっぱり、一人で使うのではなく、知り合いとキャンバスを共有して情報交換するのが王道の使い方なんだよな、と改めて確認することができました。
以前はリロードしないと付箋がアップデートされなかったのですが、自動的に表示されるようになったので、常にウィンドウを開いておくコラボレーションツールとしても進化したのではないかと思います。
なかなか個人では使いにくいなーと思っていた「lino」なのですが、今回のイベントを通じてちょっと好きになってきたのも事実です。なんとかしてうまい使い方はないかしら? と探しています。
友達と一緒に使うにしても、アカウントを登録してもらう作業も発生したりするので「lino」じゃなきゃダメ! みたいな使い道がないか探しています。
あ、携帯電話から写真を添付して送信することができるということだったので、パーティーの時に写真を送りまくっておいて、後で共有するというのは面白いかも(本文を書き添えるとポラロイド風の表示に)。
なんだかユニークな使い方の事例を、もっともっと見られると良いかもしれませんね。簡単じゃあないと思うんですが、オンリーワン的な使い方を知りたいです。
個人的には「iPhone」と連携してくれると面白いんじゃないかな、と思っています。
今や「Evernote」が手放せなくなっているのですが、メモ、ToDo、写真など「lino」経由でMacと連携すると面白いのかも、と思ったり。
これだと一人でも「lino」を使いまくる、十分な理由になるんですよね。電車の中で暇つぶしにいろいろいじっても楽しいカモ。
最後に今後の「lino」はどうなっていくの? という話も出たのですが、
・「lino」に関しては収益モデルを考えていない
・続けていくことで会社の宣伝になる
と考えているそうです。
なぜか「MacBook Air」にiBookが集結してしまったテーブル