※CAMPFIREによる記事広告です。
本格的にキャンプに行くようになってから2年半が経過しました。ほぼ月イチペースで埼玉県内のキャンプ場に通っています。
コロナ禍に開始したキャンプの主たる目的は、友人たちと美味しい料理とお酒を楽しむこと。場所を変えた飲み会だと言う人もいるとかいないとか。まあまあ、それは正しいです。
そんなこともあり、キャンプの最大の楽しみは料理です。美味しい料理に美味しいお酒があれば、もう言うことはありません。
そして何より、コロナ禍になってから外食を控え自炊する機会も増えたので、キャンプに行って自分で調理するのも楽しみの1つとなっています。あ、でも本格的なものではないのです。焼くだけ、温めるだけ、煮るだけとか、その程度です。
でも、アウトドアというスパイスがふりかかると、そのくらい簡単な料理でも美味しくなるんですよね!
キャンプをするようになって真っ先に購入したのは「メスティン」でした。最初の頃は炊飯するだけで楽しかったのですが、いつしか出番が減ってしまっていました。
でも、今回、世界初の「メスティン」を試させてもらい、改めて「メスティン」で料理することの楽しさを思い出すことができました。というか、これは普通の「メスティン」ではないんですから!
「何を作ろう?」と、料理するのが楽しくなる「メスティン」なんです!
グッドなタイミングで「新しいメスティンはどう?」とお声がけ頂いたのは、「RUA-aoyama-」の「2層式メスティン」です。
2層式メスティンの仕組み
さて「2層式メスティン」とは、どういうメスティンなのか?
分かりやすく説明すると、2階建てのメスティンです。1階、2階に屋根があるイメージです。一般的なメスティンは1階に屋根のある平屋ですが「2層式メスティン」は1階、2階に屋根のある2階建てなのです。
1階で煮炊きをすると発生した水蒸気がスリットを通り、2階へと噴き上がります。その水蒸気を利用し、2階では蒸し料理などが可能になるというわけです。この機構により、1階と2階の同時調理が可能になります。
アルミ素材は熱伝導率が高いため、1階を温めるのに使われる火の熱は、壁を伝わり2階も含め「2層式メスティン」全体を温めます。同時に2つの料理ができるというのは「2層式メスティン」の最大のメリットの1つです。
もう1つ、実際に使ってみて、非常に良かったと思うポイントがあります。それは2階建ての屋根部分となる上蓋にも、持ち手がついていることです。
これにより上蓋を取り外すのが簡単になりますし、裏返した上蓋も調理器具として使いやすくなるメリットがあります。
ただ持ち手がついているだけなんですけど、メスティンで不便に感じていた部分を上手に解消してくれています。これで普通に上蓋もフライパンとして使えますよ。
基本はメスティン、使い方は同時調理ということで、では一体全体どういう料理ができるのか? というのを、料理下手なワタクシが自分であれこれ作って試してみました。
料理上手な人であれば、もっと凄いのを色々と作れると思います。でも、料理が上手くなくても、実際のところ温めるくらいで十分だと思っている人にも、使い方の最低ラインのベンチマークだと思ってもらえたら嬉しいです。
料理が苦手でも「2層式メスティン」があれば、こんなことが可能です、と!
2層式メスティンで料理してみた記録
基本的な調理は、ダイソーのミニストーブと、ダイソーの固形燃料で加熱するのみの放ったらかし調理です。火を付けたら消えるのを待ちます。時間的には約25分くらいの加熱といったところでしょう。
1. スパゲティミートソース
1階でパスタを茹で、2階でパスタソースを温めてみました。
パスタは25分くらい茹でるので、太めの1.6mmにしました。水量はひたひたよりも多め。焦げ付くリスクを考えると、気持ち多めで良いかもしれません。
パスタソースは水に入り切らないくらいのサイズでしたが、水蒸気も出ることだし、だいたい水に浸っていれば大丈夫ではないかと思います。
着火して待ちます。本当は火が消えるまで放っておくつもりだったのですが、22〜23分くらいのタイミングでパチパチという音が出てきたので、水分がなくなったと判断して消化。
開けてみると、パスタはだいたい良い感じに仕上がっていました!
ミートソースをかけます。
かき混ぜて完成。食べてみると、とても美味しく仕上がっていました。
加熱せずにそのまま使えるパスタソースも多いですが、温かい&温かいのほうが美味しいのは間違いないでしょうね。
2. 麻婆豆腐
温めるだけで何が料理できるだろうと考え、麻婆豆腐を作ってみることにしました。本来であれば麻婆豆腐はフライパンで炒めるところですが、温めるだけのレトルト気分です。
1階で米を炊飯し、2階で麻婆豆腐を作ります。
といっても、麻婆豆腐はひき肉入りで温めるだけのものを使い、豆腐も切らずに一丁を丸ごと入れました。
固形燃料で加熱。約25分で火は消えました。
その後、保冷保温機能付収納バックで20分ほど保温します。
必ずしも専用容器である必要はありませんが、やはりサイズがジャストフィットしているのは使いやすいです。
取り出してみると、密閉して内圧が高まってしまったのか、麻婆豆腐のソースが溢れていました。なるほど、収納バッグで完全密閉しないほうが良さそうだという気付きが得られました。
2階の麻婆豆腐を1階に下ろせば完成です。
ちゃんと麻婆豆腐になっているし、ご飯も炊けているし、これが予想以上に美味しいのです! 手軽だし、メスティンで麻婆豆腐は最高だと思いました。
3. メスティン鶏もも肉
レンチン鶏むね肉というレシピを無茶苦茶作りまくって食べていたのですが、そのメスティン版を試してみました。ついでに、2階では蒸し野菜を作ります。ダイエットメニューです。
1階の鶏もも肉は250gくらいのサイズです。フォークで刺して穴を開け、片栗粉をまぶします。塩を振り、水は大さじ2杯、料理酒を大さじ2杯。チューブにんにくやチューブ生姜も入れると良いでしょう。作り方の詳細はコチラも参考にしてください。
2階の野菜は、スーパーマーケットに行ったらキムチ鍋用の野菜セットがあったので、それをそのまま使ってみました。
固形燃料で加熱。約25分で火は消えました。
鶏むね肉の芯まで火を通すため、30分ほど保温した状態にしました。
見事に完成しました。切ったところ、鶏もも肉にもしっかり火は通っていました。火を通す時間が長めなので、野菜は白菜とかニンジンを選ぶと良いでしょう。ニラはクタクタになっていました。
でも、ポン酢でとっても美味しく食べられました! 屋根が皿代わりになって、とても便利ですね。鶏もも肉を茹でた汁は、塩で味を調整すると美味しいスープになりました。
4. ソーセージ炊き込みご飯とシュウマイ
せっかくの2階建て調理を活用しようということで、蒸し物にも挑戦してみました。
1階はソーセージの炊き込みご飯です。これは以前に普通のメスティンで試したことがあるレシピで、ソーセージとコンソメを一欠片を入れるだけの炊き込みご飯です。水量は米1合に対して180mlです。米は15分くらい浸水するのをオススメします。
シュウマイはキッチンシートを指揮、その上に並べました。
固形燃料で加熱。約25分で火は消えました。
ご飯を蒸すため、ケースに入れて15分ほど待ったら完成です。
これまたシンプルだけどそそるビジュアル! なんだかちょっと面白みもありますね!
ご飯は少し硬かったので、ソーセージを入れるなら少し水を多めにしても良いのかもしれません。シュウマイは醤油で。ソーセージとシュウマイの美味しい定食になりました。
5. 肉まん
シンプルに蒸し物にも挑戦したいと思い、肉まんを買ってきました。蒸し時間は約15分とのことですが、水からスタートするので、火が消えるまでで良いかと判断しました。
肉まんは2個入るかと思いきや、1個でした。小ぶりなものを選んで、一度に2個のほうが効率は良いかもしれません。水量は適当ですが、高さ1/4〜1/3くらいのラインです。
固形燃料で加熱。約25分で火は消えました。
ふっくらと美味しそうに仕上がっています!
電子レンジでも手軽に作れますが、やはり蒸すとひと味違いますね。ふっくらして美味しかったです。
普通にメスティンでも中敷きを使うと蒸し物ができるのですが、やはり2層式メスティンのほうが遥かに簡単だと思いました。
6. 台湾おでん
KALDIで台湾おでんを見かけたので、作ってみたくなりました。
ぶっちゃけ普通のメスティンでもおでんは作れますが、このサイズ感が、とてもおでん向きだな、と思いまして。
おでんを作りながらお湯でも沸かそうと思ったのですが、おでんの具材を入れすぎてしまったので、2階を取り外して調理しました。
固形燃料で加熱。約25分で火は消えました。
おでんも“らしい”感じで完成しました!
味がしみて美味しかったです! 台湾おでんじゃなくとも、普通のおでんでも間違いなく美味しいでしょうね。
2層式メスティンと既存のメスティンの比較
「2層式メスティン」だからといって、バカでかい訳ではありません。ぼくが初めて購入した、ミリキャンプというメーカーのメスティンと並べて比較した写真です。
上から見ると「やや大きいな」というらいの感覚です。
比べるとさほど違いはないように感じるのですが、四隅のカーブが緩やかなので、ミリキャンプより「2層式メスティン」のほうが大きくより大きく感じます。
1階の深さはほぼ同じでした。
ダイソーの一合用メスティンはすっぽりと入るサイズです。ただし、これだと2階を収納することができません。
正式なスペックは以下のようになります。
サイズ:縦10.3cm × 横17.3cm × 高8cm
容量:本体750ml 中蓋500ml 上蓋400ml
重量:400g
材質:アルミ
上蓋と本体に折りたたみ式収納ハンドル付き(ステンレス製)
「RUA-aoyama-」の「2層式メスティン」について
商品を提供して頂き試したのは「RUA-aoyama-」の「2層式メスティン」です。ただいまCAMPFIREでクラウドファンディングに挑戦中の商品です。
▼世界初!2層式メスティン!水蒸気炊飯で2品同時調理!コスパ!タイパ!時短キャンプ – CAMPFIRE
現在は超超早割40%オフの6,900円で「2層式メスティン」への支援が可能です。保冷保温機能付収納バック付きも超超早割35%オフの8,970円です。
しばらく使って、一般的なメスティンのような味わいも出てきました。
ちなみに2階は直火ではないので、どのくらいまで温度が上がるのが興味がありました。
試しに1階はリベットの位置まで、2階は線の位置まで、これ以上はあまり水を入れることはないだろうな、という水量にして、固形燃料で25分くらい加熱する実験をしました。
実験結果は、室温は17度で、火が消える直前の水温は93.7度というものでした。
実は直火ではなく熱伝導と水蒸気なので、80度くらいなのかと思っていたのです。予想より高熱になっていることが確認できました。調理をする際の参考になれば幸いです。
実際に料理で使用してみて、サイズ感、使い勝手はとても優秀なメスティンだと感じました。調理器具としての活用も考えているなら、非常にオススメだと思います。
興味のわいた人は、ぜひプロジェクトページをチェックしてみてください!
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