コロナ禍まっただ中の2020年にキャンプを開始し、気づいたら2年が経過しました。この秋は新たに埼玉県飯能市に足を踏み入れ、2022年オープンのキレイで小ぢんまりとした「北川空竜キャンプ場」に行ってきたので宿泊レポートします!
3カ所目のキャンプ場として「北川空竜キャンプ場」
キャンプで重要視するのが美味しいお酒と食事だったので、最初は立地の良いさいたま市内の「桃月園キャンプ場」に通っていました。
なんといっても最寄り駅が埼京線の指扇駅というのはアクセスとしては最高です。うちからだとクルマで30分。テントを忘れて取りに戻ったこともあるくらいの近さです。
次が埼玉県毛呂山市の「スカイパーク毛呂山キャンプ場」です。ここも池袋から1時間という好立地で、平日に行くと誰もおらず貸切状態というのを気に入って通っていました(うちからクルマで1時間)。
夏は暑すぎてキャンプはお休みしており、さて、秋になって再開しようとしたところ「スカイパーク毛呂山キャンプ場」が臨時休業していることを知りました。
キャンプしたいけど行く宛がない‥‥のも困るので、さいたま市からクルマで約90分で行けるキャンプ場を探し、見つけたのが「北川空竜キャンプ場」でした。
「北川空竜キャンプ場」の場所とアクセス
「北川空竜キャンプ場」は埼玉県飯能市にあります。飯能市といっても広いのですが、正丸峠のあたりというとピンとくる人もいるでしょうか。
地図で見ると、飯能市と秩父市の間あたりに位置しています。うちからクルマだと約100分くらいです。これまで通っていたキャンプ場からすると「遠いな」と思いました。
飯能市街までは60分くらいなのですが、そこからさらに40分ほど山道を上っていきます。山道といっても、現在はキレイに舗装されており、走りやすい道でしたが。
少し遠いと感じたのですが「北川空竜キャンプ場」が良いと思ったのは、テントサイトが3つで、予約状況を見ると平日ならほぼ空いていたからなのです。
これぞ求めていた、まさに隠れ家のようなキャンプ場です。それならばと、まずは下見がてら宿泊してみることにしたのでした。
住所:埼玉県飯能市北川844-1
「北川空竜キャンプ場」のテントサイト
Googleマップのカーナビを頼りに行けば、間違いなく到着できると思います。夏場は道路状況は問題ありませんが、冬場は凍結することもあるかもしれません。
ここから先が「北川空竜キャンプ場」です。この道路は林道で、キャンプ場の少し先まで続いていますが、さらに奥にはいくつかの別荘があるのみで、普段はクルマの通行はないようです。
「北川空竜キャンプ場」の入口に受付があります。到着したら、管理人のおじさんが待ってくれていました。ここで説明を受け、会計を済ませ、テントサイトへと向かいます。
「北川空竜キャンプ場」の料金
テントサイトは3つありますが、料金は同じです。
– 週末(金〜日)10,000円(定員5名まで)
– 平日(月〜水)8,000円(定員5名まで)
– ソロキャン(週末、平日関係なく)6,000円(定員1名のみ)
販売品は以下があります。
– 薪1把(約5㎏)800円
– 炭1袋(約3㎏)500円
すぐ近くにコテージがあり、シャワー・浴室の利用も可能です。
– 1名様につき 500円
– 家族での利用 1,000円
「北川空竜キャンプ場」の全景と施設
テントサイトは1〜3があり、この写真だと左が1、右が2、上が3です。林道に囲まれてテントサイトがあります。
1は炊事場とトイレが近く利便性が良いです。2は巨大な岩を挟むのでプライベート感があります。3が最も見晴らしが良いです。
(ドローン空撮 by ダイゴマン)
テントサイト1
テントサイトはウッドデッキです。テントやタープを固定する際は専用のペグが必要になりますが、無料貸し出しがあるので心配はいりません。
ウッドデッキのテントサイトは初めてだったのですが、安全に裸足で歩けるのは快適でした(汚れるけど)。小さい子供がいても安心ですね。
全てのテントサイトには電源コンセントが用意されています(別料金は必要ありません)。
テントサイト1は水場とトイレに近いのがメリットですが、逆にいえば人の往来を最も感じるスペースでもあると思います。
テントサイト2
ウッドデッキの広さは全て共通で、7 x 4.5mです。ソロ用のポップアップテントが3〜4つは張れる広さでした(空撮写真でご確認ください。)。
テントサイト2の横は巨大な岩なので、プライベート性は最も高いです。その分、水場とトイレからは最も離れています。
テントサイト3
最も見晴らしが良いのが、テントサイト3です。夜は星空がキレイなので、星空観察するなら、ここが最も適しているかもしれません。
水場とトイレに行くには、階段を使用します。
レンタルバンガロー
テントサイト3から林道を挟んだ斜向かいに、レンタルバンガローがあります。利用料金はテントサイトと同じとのことでした。
ウッドデッキがあるので、そこでガスコンロによる調理はできそうです。涼しくなってきたら鍋料理でも良いかもしれません。
室内は板張りで広く、寝袋などの寝具を用意すれば、4〜5人くらいは雑魚寝できそうです。板張りなので、快眠のためにはエアマットなどがあると良いですね。
バンガローからキャンプ場方面を見下ろした景色です。
水場・トイレ
2022年にできたばかりのキャンプ場ということで、水場・トイレともにキレイです。
流しもピカピカです。
女子トイレの横に洗面所があります。
男子トイレは奥行きがあります。さらにウォシュレット付きです。
川遊びスポットあり
小さく子供向けには川遊びスポットがあります。
入口の看板の横から、川に下りることができます。
浅瀬があるので、そこで水遊びができます。
小魚やサワガニがいるそうですよ。
「北川空竜キャンプ場」テント泊の感想
今回は平日の宿泊で、貸し切り状態となって、個人的には理想的な過ごし方をすることができました。咳をしても1人‥‥ではないですけど、自分たちの話し声しか聞こえないというのは、隠れ家のようでワクワクするのです。
標高は約375mです。帰る際に気温差をチェックしたら、下の国道と合流するあたりとでも4度くらいありました。ただ、今年のような異常な暑さだと、やはりキャンプ場にいても昼間は暑かったです。
昼間は暑かったですが、夜は普通に過ごせるくらいまで気温は下がりました。さらに明け方は22〜23度くらいまで下がったようで、涼しく感じるくらいでした。これから秋が深まれば、さらに快適に過ごせるでしょうね!
3サイトしかない隠れ家的な雰囲気(平日なら貸し切りの可能性高い)、テントサイトからトイレと水場が近く利便性が高い、トイレと水場も清潔、ウッドデッキで快適‥‥などなど、安心感あり、なおかつ快適なキャンプ場でした。
サイト数が少ないので週末は争奪戦になる可能性がありますが、興味のわいた方はぜひ訪れてみてください。管理人のおじさんも、とても親切です。
買い物して行くなら、山への入口にあるダイソーが併設されたマミーマート飯能武蔵丘店がオススメだと思います。
iPhoneでキャッチした電波は
– ドコモがアンテナ1〜2本
– auがアンテナ1本
– ソフトバンクはアンテナ0本
でした。