日本のTwitter普及に一役買っていると言っても過言ではない「TwitterPod」を開発したdrikinが、またやってくれました。Twitterクライアントの決定版と言える「Pocket*」をリリースです!(自分調べ)
「TwitterPod」もクライアントとしては秀逸でした。Twitterが楽しくなったのは言うまでもないのですが、ログ蓄積型というのは、プレッシャーがかかるのですね。
全部、読まないといけない‥‥。
これは恐らく、Twitterでフォローが多い人はみな一度は通る道だと思うのですが、それで“Twitter疲れ”を感じてしまいます。
Tumblrもそうなのですが所詮、全てを読み切り続けるなんて無理な訳です。どこかで破綻します。難しいんです。でもログは蓄積され、また読めないという悪循環。
基本、流し読みするのがベストなのですが、それに可能にしたのが「Pocket*」という訳です(特にTwitterに疲れた人にお勧めしたい!)。
基本は↑のようにメニューバーにぶら下がり、1行だけつぶやきが読めるようになっています。作業中にチラ見して、気になるものがあればマウスオーバーします。
すると、このような感じで自動的にウィンドウが開き、大きく読めるようになります。未読の数字をクリックすると、次々に読み進んでいくことができます。
未読が「0」になると、このような画面になり、自動的にウィンドウが縮みます。
基本機能は次のようになっています。
・左上の個人アイコンをクリックでつぶやきのページに移動
・URLがある場合は青●が右上に表示されクリックでリンク移動
・「←」がリプライ
・「R」がReTweet
・下部はTwitterへのもろもろのリンク
Macを起動したまま出かけて戻った時などに未読が大量にたまってしまった場合は、思い切ってコマンドキーを押しながら数字をタップにすると「0」になります。
ちなみに、読み進んでしまってから戻りたいという場合は、右クリックで戻れます(当初は読み進むだけで戻れなかったのですが、リクエストして調整してもらいました)。
自分の好みの場所に移動することもできます。マウスオーバーして手の平アイコンが出てきたら、そのまま掴んでウィンドウを移動できます。
順序が逆になってしまいましたが、設定画面です。
ID/PWの設定の他、サウンド、自動的に開くかどうか、テーマの設定が可能です。設定も至ってシンプルですね。
なお、ドネーションウェアになっております。
アバウト画面からPayPalでドネーションできるようになっています。気持ちばかりですが、ぼくも寄付させて頂きました。
ということで、画面スペースもほとんど取らず、作業の途中でチラ見のできる環境こそが「Pocket*」なのです。機能は超シンプルです。機能も割り切っているからこそ、読むことに集中し、捨てるものは潔く捨てられます。
必要にして十分。どうしても全てを読みたいという人には向かないかもしれませんが、気軽にTwitterと付き合っていきたいと“Twitter疲れ”を経験した人にはベストなソフトではないかと思います。
ベータテスターに参加させて頂いて、フィードバックをしていたのですが、自分自身がつぶやきを「公開」にし、フォローを絞ってTwitterが再び楽しくなっていたところだったので、さらにそれを加速してくれたのが「Pocket*」だったという訳です。
最近、Twitterで積極的にコミュニケーションを取れていたのは「Pocket*」を使っているというのが大きな理由です。Twitterを“ながら読み/書き”したい人にお勧めします!
ぜひサウンドオンで爽やかにTwitterしてください;-)
Twitterを始めたら、ぜひMasato Kogure (kogure) on Twitterもフォローしてくださいねー。
英語ですが、ナイスなデモ動画もありますので、まずはこちらからご覧頂いてもいいかもしれません。
drikinはリリースに寄せてDrift Diary13: pocket* ~ the simplest twitter client ~というエントリーを書いています。
#ぼくはベータテスターとして使い勝手全般でいろいろとリクエストさせて頂いたのですが、とっても触り心地の良いソフトに仕上がっていると思います。うまく実装してくれたdrikinに感謝です!
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