Macのハードディスクの容量を増やすために行なったメンテナンスまとめ

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SSDの容量が250GBあるからしばらく大丈夫だろうと思っていたら、iPhoneのバックアップが取れなくなって容量不足に気付きました。久しぶりに容量確保のためのメンテナンスをしたので、まとめておきます。

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1. 何が容量を食っているのか調べる

まずは、何がハードディスクの容量を圧迫しているかを調べます。そのためのアプリには「GrandPerspective」「DaisyDisk」などがあります。

このように視覚的に、どのファイルが容量を食っているかを教えてくれます。当たりが付けば、後はファイルを削除します。

今回はスクリーンキャプチャを撮影するソフトのキャッシュが大きくなっていることが分かりましたので、まずはそれを削除しました。

ネタフルでは次のような記事を書いています。

MacのHDD使用状態を可視化する「GrandPerspective」と「Disk Inventory X」

Macのディスクスペースを解析する「DaisyDisk」

DaisyDisk App
カテゴリ: ユーティリティ
価格: ¥850

2. 各種キャッシュを削除する

システムやアプリが、それぞれキャッシュを持っています。場合によっては、それらが肥大化していることもありますので、削除できるキャッシュは削除してスッキリします。

そのためには「DISK DOCTOR」や「OnyX」といったアプリを使います。長くMacを使い続けていると、キャッシュを削除するだけで、それなりの容量確保ができたりします。

初心者の場合は「DISK DOCTOR」が分かりやすいでしょう。より色々と削除できる「OnyX」は、上級者向けです。

ネタフルでは次のような記事を書いています。

「DISK DOCTOR」HDDの不要なファイルを削除して容量を増やすMacアプリ

Macの不可視ファイル表示やメンテナンス/クリーニングに「OnyX」が便利

Disk Doctor App
カテゴリ: ユーティリティ
価格: ¥170

3. 不要なアプリ/ソフトを削除する

試しにインストールしたけれど、使わなくなってしまったアプリ/ソフトがあると思います。完全にハードディスクの肥やしになってしまっているので、これも削除したいものです。

アプリ/ソフト本体をゴミ箱に入れるだけでなく、関連ファイルなどもスッキリしたいもの。そんな時は、アンインストールするためのソフトを使います。

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基本は削除したいアプリ/ソフトをドラッグ&ドロップするだけですので、使い方は簡単です。ぼくは「AppCleaner」というソフトを愛用しています。

このカテゴリは様々なソフトがありますので、自分好みのソフトを探してみてください。Macからソフトを削除(アンインストール)する方法という記事でまとめています。

ネタフルでは次のような記事を書いています。

Macでアプリケーションを削除する「AppCleaner」

アプリケーションをアンインストールする「AppZapper」

アプリケーションをアンインストールする「AppDelete」

アプリの削除をモニタリングするアンインストーラー「AppTrap」

AppDelete Lite App
カテゴリ: ユーティリティ
価格: ¥350

4. 「Dropbox」で不要な共有フォルダを整理する

「Dropbox」はプロジェクトで共同作業をする際に非常に便利ですが、共有フォルダが増えればそれだけローカルのハードディスクの容量を食うことになります。

過去の終了したプロジェクトを見直し、共有参加を取りやめることでハードディスクの容量を確保することができます。

共有をやめたフォルダは別のハードディスクへバックアップ、または削除します。今回は、この見直しで10GB弱の容量を確保しました。

ネタフルでは次のような記事を書いています。

「Dropbox」共有フォルダの参加をやめる方法

5. 写真や動画を「Pogoplug」にバックアップする

内蔵ハードディスクの容量確保に最適なのは、使用頻度の低いデータを外付けハードディスクに移すことでしょう。ぼくは外付けハードディスクとして「Pogoplug」を利用しています。

「Pogoplug」に接続したハードディスクをバックアップ先とすることで、いざという時にもネット越しにPC/iPhone/Androidからアクセスが可能になります。専用アプリもありますし、写真や動画を見るのに便利です。

バックアップする時は、ハードディスクを接続した「Pogoplug」と同じネットワークになる環境(自宅など)だと、データ転送も高速で便利です。

ぼくは1TBのハードディスクを接続しているので、写真、動画、今回のメンテナンスで「Dropbox」から外したファイルなど、様々なデータを手軽にバックアップしています。

さらにいえば「Pogoplug」に接続したハードディスク内にある大事な写真をアップロードするフォルダは、アーカイブ機能を使い、クラウドに自動バックアップするようにしていますので安心です。

ネタフルでは次のような記事を書いています。

信じられないほど簡単セットアップの自宅サーバ(NAS)「Pogoplug」はベリーシンプル!!

【Pogoplug】オフサイトクラウド(Amazon Glacier)へのバックアップに対応した「Pogoplug Family」を試す

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by カエレバ

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これが絶対という方法ではないと思いますが、ぼくが不定期で行なっているメンテナンスをご紹介してみました。みなさんの参考になれば幸いです。

Macのメンテナンスに関しては次のような記事も書いています。

Macのハードディスクの空き容量を増やす11の方法

Mac OS Xディスク空き容量をちょっとでも増やす方法

Macのパフォーマンスを最適化する11の方法

Macのメンテナンス・ネタフル編