Mac OS Xに初のウィルス

Mac OS Xを狙った初のウイルスが出現という記事より。

このウイルスは、「OSX.Leap.A」などと呼ばれるもので、Mac OS Xに搭載されるメッセージングソフトiChatを通じて拡散する。OSX.Leap.Aに感染したマシンは、iChatが起動されると、ウイルス自身を含む圧縮ファイル「latestpics.tgz」を、iChatの友人リストに登録されている連絡先すべてに送信する

ついにMac OS Xにもウィルスが登場です。iChatを経由して拡散するウィルスだそうです。

ウイルスファイルを送信されたマシンは、そのファイルの受信を承諾しない限りファイルを保存せず、保存した場合も「latestpics」を実行しない限り感染しないため、危険度は最低レベルに指定されている。

ということで、危険度は低いみたいです。

ただし「一部のMacユーザーは、Mac OS Xはウイルスに感染しないと信じているが、Mac OS Xもウイルスの脅威とは無縁でないことを認識しなければならない」と注意を促していますが、本当にその通り。

Mac OS Xがウィルスに感染しないのではなく、ユーザ数が少なかったこともあり、Mac OS X向けのウィルスが存在していなかっただけなのですよね。やはり注目を集め始めると、ウィルスも増えていくのでしょう。

■関連記事

『マックOS X』に初のワーム、脅威レベルは低

受け取ってしまうと、感染ファイルはハードディスク上に保存される。OSX.Leap.Aに感染したファイルはデータが破損したり、正しく作動しないことがある

初のMac OS Xウイルスが出現

Leap-Aは感染したコンピュータ上で過去1カ月に使用したアプリケーションの一覧を作成し、各アプリケーションの実行ファイルを自らに置き換えてしまう。元のファイルは同じファイル名でリソースフォークに保存し、アプリケーションを開くとまずワームが起動し、その後リソースフォークから元のアプリケーションを実行する仕組みになっている。