2015年4月10日に注文していた、新しい「MacBook」がようやく届きました。注文から到着まで時間がかかったのは、CPUを1.3GHzにカスタマイズしてオーダーしていたからです。なぜCPUをカスタマイズしたのかは、次のような記事をご覧ください。
▼【MacBook】CTOモデル(1.3GHz)のベンチマークテストの数値が公開される → 1.1GHzモデルより30%以上向上しMacBook Air(2015)に近づく
▼【MacBook】1.3GHzにCTOしたモデルのベンチマークはiMac 1.4GHzまたはMacBook Air(2014)と同等
ちょっとしたスペックの差なのですが、長く使うならより速い方が良いと思い、CPUを変更してみた次第です。
新しい「MacBook」開封の儀
毎回、MacBookシリーズのパッケージが小さくなっていって驚くのですが、今回の新しい「MacBook」も衝撃でした。え、こんなに小さいの!? という感じです。どれだけ本体が小さいのか期待してしまいます。
最初に「MacBook」を手にして驚いたのは、思っていたより重かったこと。歴代のMacBookシリーズの中では最も軽いはずなのですが、どうしたことでしょう、見た目の小ささ薄さに比べると、ギュッと詰まっている感があるということなのでしょうか。
同梱物もシンプルです。これまではACアダプターは先代のものを流用するなどしていましたが、新しい「MacBook」ではUSB Type-Cとなるため必須です。
それにしても、MacBook本体の充電をUSBケーブルで行なう時代がやって来ようとは。
ぼくはシルバーグレイモデルにしたので、ステッカーの色もシルバーグレイでした。
新しい「MacBook」旧マシンからのデータ転送・移行に関して
これまで使用していたMacBook Airでは外付けハードディスクでTime Machineを使用していたので、それを経由してデータ転送することにしました。予めUSB-C用の変換アダプターを購入しておいたので、それを使って外付けハードディスクのUSBケーブルと接続しました。
↓購入しておいたケーブルです。
初回の起動時にハードディスクを認識してくれなかったので、とりあえず「MacBook」を起動するだけして、後からハードディスクの電源を入れ直してUSBケーブルを接続すると認識されました。変換アダプターで失敗しているかと思い、少し心配しましたが大丈夫でした。
約200GBくらいのデータ量でしたが、1時間半程度でデータ転送は完了しました。
新しい「MacBook」ファーストインプレッション
データ転送が完了し、それから新しい「MacBook」で作業をしています。この記事もそうです。最初は、とにかくその小ささに驚きました。感覚的にはMacBook Air 11インチと同じくらいに思えます。
かつてPowerBook G4 12インチやPowerBook 2400cなど、とにかく小さいマシンが大好きだったので、このサイズ感は本当に嬉しいですし心地よいです。以前ほどモバイルする機会はなくなってはいるのですが、むしろ「モバイルしたい」と思わせてくれるモデルかもしれません。
本体のギリギリまでキーボードがある様は、本当にPowerBook G4 12インチを思い起こさせますね。
とりあえず不思議なのはトラックパッドです。ただの平らなんですけど、確かにクリック感があります。これは本当に面白い技術ですね。2段階クリックも、確かにそう感じられます。こればかりは、実際に試してみないと感じが伝わらないですね。
デフォルトだとちょっと大きいかと感じたので、画面の解像度は一番小さくしました。解像度的には、13インチのMacBook Airを使っていた身からすると、これで困りません。すぐ側にMacBook Air 13インチも置いてありますが、本当に大きく感じるようになってしまいました。慣れは恐ろしいものです。
自分でも気になっていましたが、特にキーボードは特徴的です。小一時間ほどタイプして、それでも慣れてきましたが、微妙にキーの配置が違うのか、タイプミスすることがしばしばです。
特に左側のキー、コマンドキー+tabでアプリを切り替えようとして、うっかりアプリを削除してしまうとがあります。また、escを押そうとしてF1を押してしまったり。まあ、すぐに慣れるのでしょうが。
打鍵感のないキーボードをタイプしている感覚は一言で説明すると「飛んでいる」といった感じでしょうか。触れているだけ、触っているだけなのに、タイプされていく不思議な感覚があります。指がキーボードの上を飛んでいくようです。よくぞこんなキーボードの仕組みを開発したし、リリースしようと思ったものです(賛否両論が大きそうですから)。
新しい「MacBook」良い相棒に?
ニューモデルということで、個人的にも新しい「MacBook」に対する期待は大きいです。サイズ感的にもこれまで以上に持ち歩くことが増えそうですし、素敵な相棒になってくれるのでは、という期待があります。
一つ気になったのは、もしかするとこれまではモバイルでブログを書くこともあり、その時はiPad miniを使っていたのですが、もはやiPad miniではブログは書かないのでは、と思いました。
どうしてもブログを書く上で制約があるiPad miniよりも、このサイズだったら少しだけ頑張って新しい「MacBook」を持って行こうと、間違いなく思います。そういったことも含めて、モバイルが楽しみな訳ですが。
ちなみに、これまでのMacbook AirだとKindleアプリを積極的に使おうと思わなかったのですが、新しい「MacBook」だったら良さそうに思えてきていますよ。
いずれにせよ、あちこち「MacBook」を持ち歩いたり、色々と試してみて改めてレポートしたいと思います!
追記:【MacBook】ひらくPCバッグとボディバッグに入れてみたという記事もあわせてご覧ください。
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