ズバリ、先に書いてしまうと「iCloudバックアップ」です。
今年の春先から「iCloudバックアップ」を使い始めたので、海外旅行の際にオフにするというのは完全に盲点になってしまっていました。iPhoneを丸っと自動でバックアップしてくれる機能なので普段は便利ですが、海外旅行に行く際にモバイルルーターを使う場合は注意が必要です。
「iCloud」が動作する条件がポイントです。
・iPhoneが電源に接続され
・ロックされ
・WiFiに接続されている時
に、フォトライブラリやアカウント、書類がクラウドにバックアップされます。
海外でモバイルルーターを使っていると、iPhoneは常にWiFiに接続している状態となります。その状態のまま、例えばホテルでiPhoneを充電しながら寝ると、深夜に「iCloudバックアップ」が行われます。旅行中は大量の写真撮影をしているので、数百MBのデータ通信が行われてしまう‥‥というとこが起こりました。
海外旅行に行く際にはあらかじめ「iCloudバックアップ」はオフにしておくか、ホテルに戻ったらモバイルルーターの電源をオフにするなどの対策をしておくのが良いでしょう。
連日、1GBオーバーしたデータ転送量も、これに気づいた最終日はなんとか難を逃れました。
さらにモバイルルーターを使っているとiPhoneがWiFiに接続した状態だとずっと認識されるので、アプリの中にはモバイルデータ通信より多くのデータ通信をしているものがあるかもしれません。他にもGoogleフォトの写真バックアップなど、気をつけるべき設定はいくつかあると思います。
なんとなくFacebookが怪しいと感じたりもしたのですが、WiFiでアプリがどの程度のデータ通信を行っているかはiPhoneでは分からないので不明のままですが。
意外に「WiFiの時にダウンロードする」というようなアプリも少なくないので、このあたりは注意が必要です。
追記:「MyDataManager」WiFi使用時のアプリのデータ転送量を調べるiPhoneアプリという記事を書きました。
「iCloudバックアップ」に関しては次のような記事を書いています。
▼「iCloud」でiPhone/iPadをバックアップしておくと新しいデバイスへのデータ移行が簡単
そもそもはとても便利な機能です。
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