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まさかや!
iPhoneの「ヘルスケア」アプリをじっくり眺めていて気づいたのですが、iPhoneは歩き方のパターンまでチェックしていたんですね。というか、そんなことまでチェックできるものなんですね。驚愕!
歩き方のパターンから、病気や怪我など健康上の問題の兆候が分かることもあるそうですなので、iPhoneユーザーはぜひ一度、確認してみることをオススメします。
※ぼくが使用しているのはiPhone 11 Pro MaxにiOS 15.5です。
iPhoneがチェックする「歩行非対称性」
iPhoneがチェックしていた歩行パターンは「歩行非対称性」というものです。「ヘルスケア」アプリでは次のように説明されています。
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健康的な歩行パターンでは、左右の足のステップのタイミングはよく似ていて、速くなったり遅くなったりする“非対称性”の割合が低いほど、健康的と考えられるそうです。
足を引きずるような不規則な歩行パターンの場合は、病気や怪我、他の健康上の問題の兆候である可能性があるそうです。
iPhoneを腰の近くのポケットに入れておくと「歩行非対称性」を計測してくれています。
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データを確認するには「ヘルスケア」アプリから「すべてのヘルスケアデータを表示」をタップし「過去7日間」の項目から「歩行非対称性」で表示することができます。
「歩行非対称性」をチェックしてみる
直近の1ヶ月分の「歩行非対称性」をチェックしてみました。
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すると「55%」と明らかに異常値の日があります!
実はこれには心当たりがあって、かなりの腰痛に見舞われていた時期なのです。ちゃんと数字として現れていました。
1週間くらい前から少しグラフが跳ね上がっているので、もしかすると兆候があったのかもしれません。
最近のデータはどうでしょうか。
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腰痛も改善したので、ここ1週間のグラフだと「歩行非対称性」も全く問題ないことが分かります。
「歩行両脚支持時間」も計測している
ついでに「歩行両脚支持時間」という見慣れない数値も計測されていたのでご紹介します。
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「歩行両脚支持時間」は歩行中に両足が地面についている時間の割合を示したもので、値が低いほどバランスが良いそうで、一般的には20〜40%の値となるそうです。
体力および筋肉を協調的に動かすことに変化があると、バランスや両足の接地時間に影響が出るとのことです。年齢とともに増加する傾向があるとのことで、これは長期に渡ってウォッチすると良さそうな項目です。
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ぼくは30%前後なので一般的な数値に収まっている‥‥と思います。
「ヘルスケア」は健康データの宝の山
若いときなら「ヘルスケア」アプリに興味を持たなかったと思いますが、こういう機能があることを知っておいても損はないと思います。
Apple Watchも併用すれば心拍数や酸素のレベルも記録され続けれますし「ヘルスケア」と連携できる体重計があれば身体に関する数値の記録も簡単です。
最近は「あすけん」というカロリーや栄養を記録できるアプリで食べたものを記録して軽めの糖質制限ダイエットも試みているのですが、カルシウムやタンパク質、糖質、ビタミン類なんかのデータも「ヘルスケア」アプリに連携されています。
自分の身体の状況や食生活を客観的に眺めることってなかったので、非常に面白いデータ・アプリだと思って「ヘルスケア」アプリを楽しんでいます。
そろそろ健康が気になり始めたという人は、Appleの「ヘルスケア」アプリを眺めてみるのをオススメしますよ! 楽しいです!