写真に写るそのフォトジェニックな姿から、白子とあん肝が山盛りでたびたびネットを騒然とさせる平井の「豊田屋」のアノ鍋が、この冬もスタートしています。我々が訪れたのは2016年9月下旬の某日、その日は9月らしくない汗ばむ陽気でしたが、豊田屋タイム的には冬なのです。
2016-17シーズン、白子とあん肝がたっぷりの冬の鍋、開幕です!
「豊田屋」白子とあん肝の鍋の季節
冬の予約を確保するために、我々は夏の間もせっせと通います。もちろん、夏は夏で豚牛鍋やねぎま鍋など、美味しい鍋はあるのです。あ、ちなみに「豊田屋」は大衆酒場でして、鍋の店ではありません。その豪快な盛りと価格から、鍋が話題になることが多いのですが。
夏の間はお客さんの数が少なくなるので、大将や若大将と会話ができるというのも魅力です。冬は忙しすぎて、オーダーのために声をかけるのも憚られるほど。21時にもなろうものなら、鍋の様子を見て回る大将は汗をかいてぐったりです(客は鍋に触れるのは厳禁)。
鍋のオーダーの前には、いくつか前菜のように肴を頼みます。分厚いハムステーは最近の定番。これはクジラでした。クジラらしい癖で、チューハイも進みます。
さつま揚げ。
ちなみに、いつも4人がけテーブルを2つ、8人で予約しています。
今回のヒットは鯖。これまで頼んだことがなかったのですが、これは美味しかったです。
さてさて、鍋といきましょう。
いつもあん肝1に白子1、つまり2人前で注文するのですが、今回はせっかくの冬の訪れですので多めに、あん肝1、白子2、あんこう1としてみました。これが大将のオススメの比率。ネットでは「痛風鍋」と呼ばれることもあるのですが、なんとも豪快かつフォトジェニックなビジュアルですよねぇ。
鍋が出来上がるまで、我々は一切、ノータッチ。大将が具材をひっくり返したり、火の調整をしてくれます。
おほっ!
美味い、美味い。なかなかこれだけ豪快に白子やあん肝にかぶりつく機械はりませんから、もうまっしぐらな感じで箸を進めます。勢いのついたチョップティック号は止まりません!
こうきたら、
こう!
銘酒、浅草無双です。名前は怖いが、優しい日本酒。しかも230円だったかな、250円だったかな、財布にも優しいときた。
続いて豚牛。脂が美味い逸品です。
「豊田屋」はあん肝と白子だけじゃないんです。せっかくなので、色々な鍋を食べてみましょう。
メニューに見つけたワインも。「赤? 白?」「白で!」
なぜなら、
鴨鍋が控えていたからなんですねぇ。なんか、鴨だったらやはり赤ワインかな、と。ずばり、合いました。
そして、〆はきしめんです。
今回はうっかりとんかつをオーダーするのを忘れまして、鴨鍋の後のカツとじができませんでした。が、また伺ういい口実ができてしまいましたね。次回も楽しみにしておきましょう!
今冬は、あと何回、食べられるのかな?
ごちそうさま!!!!!
次のような記事を書いていますので、ぜひ読んで「豊田屋」の鍋のファンになってください。テーブル席は予約必須ですが、カウンター席は空いていれば座れますので、最初は2人くらいで行ってみるのがいいカモ。
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「豊田屋(平井)」のアクセス
住所:東京都江戸川区平井6-15-23