「Googleマップ」直感的で没入感のあるアップデートとしてイマーシブビューの提供を開始

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Googleマップ」が、直感的で没入感のあるアップデートとしてイマーシブビューの提供を開始しました。Google Japan Blogで、Google マップがより直感的にとして発表されています。

イマーシブ ビューは、場所を探索するまったく新しい方法です。実際にある場所を訪れる前に、まるでそこにいるかのように感じることができます。

「Googleマップ」でイマーシブビュー

記事内の動画でイマーシブビューを体験することができるのですが、これは本当に凄いですね。「まるでそこにいるかのように感じる」というのは、その通りに感じます。

天気が変わって見える様子が変わったり、あちこちから見る方向を変えたり‥‥ストリートビューと同じなんでは?

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と思うかもしれませんが、これは「ニューラル ラジアンス フィールド(NeRF)」と呼ばれるAI技術を使用し、通常の写真を3Dデータに変換しているのですね。これが凄い。

AI とコンピューター ビジョンの進歩を利用したイマーシブ ビューは、数十億枚のストリートビュー画像と航空写真を組み合わせて、デジタルで世界を再現します。

「WWDC22」ではAR関連技術が発表されAR/VRヘッドセットは2023年1月に発表かという記事でも「NeRF」を取り上げています。この予想自体は外れましたが、Appleも「NeRF」を準備しているのではないかというもの。

NeRF(Neural radiance fields)というのは、複数の写真から場を合成し、それを自由に動かせるようになるそうです。フォトグラメトリとして大量の写真から空間を生成することが行われていますが、より高精細になることが期待される技術のようです。

なかなか凄い技術ですので、興味のある人はぜひコチラの動画をご覧ください。

他にも、拡張現実(AR)の探索とナビゲーションやナビゲーション中に進行方向をひとめで確認する機能がアップデートされます。

イマーシブビューは、東京、ロンドン、ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコで提供を開始しました。