ARエバンジェリストのRobert Scoble氏が、Appleが検索エンジンを開発しているのではないかと予想している一連のツイートの中で、開発中のAR/VRヘッドセットは2023年1月のCESで発表されるのではないかと予測しています。
こちらがそのツイートです。
Apple's WWDC will be the first of three different events that Apple is preparing for the next year introducing the world to augmented reality (a new form that we haven't seen yet).
Thread:
— Robert Scoble (@Scobleizer) May 28, 2022
Robert Scoble氏は「WWDC22」がAppleが来年に向けて準備している3つの異なるイベントの最初のもので、世界にARを紹介するとしています。
続けて、WWDCでは新しい種類のフォトリアリスティックな3Dシーン、アバターなどの新しい開発環境が紹介され、NeRF(Neural radiance fields)が取り上げられるとしています。
NeRF(Neural radiance fields)というのは、複数の写真から場を合成し、それを自由に動かせるようになるそうです。フォトグラメトリとして大量の写真から空間を生成することが行われていますが、より高精細になることが期待される技術のようです。
興味のある人はNeRF:視点を自由自在に動かせる画像の生成技術をご覧ください。
そして、Appleが開発中のAR/VRヘッドセットは、これらの新しい3D体験と操作をするデバイスとして、2023年1月のCESで発表されるのではないかと予測しています(iPhoneもCESで発表された)。発売は2023年6月頃という予想も。
まとめると「WWDC22」ではARに関連する技術が発表され、それを活用するハードウェアとしてのAR/VRヘッドセットの発表は2023年1月になるのではないかという予測です。
「realityOS」の商標登録が確認される!AppleのVR/ARヘッドセットはWWDC22で発表か?という話から、【WWDC22】AppleがAR/MRヘッドセットと「realityOS」をリリースすることはないとアナリストという流れになりつつありますね。
「WWDC22」の基調講演は6月6日10時(日本時間6月7日2時)にスタートします。