2012年9月11日に、埼玉スタジアムでサッカー日本代表とイラク代表の試合を観戦してきました。ワールドカップ・アジア最終予選の試合の一つです。
サッカー少年団でサッカーを頑張っている小学4年生のCHONANが「日本代表の試合を観戦したい」と言うので、頑張ってチケットを取っております。
埼玉スタジアムはバイクで行けば30分とかからないですし、せっかくの近場での試合ですからね、美味いプレイを生観戦するのは勉強になるかな、と。
今回はウェブのチケットで第3希望まで登録したのですが、当選したチケットはギリギリの第3希望でした。
場所は、メインスタンドのアッパーです。普段はバックスタンドで観戦していることが多いので、久々のメインスタンドでした。
が、これがけっこう上の方だと不便なのですね。トイレに行くのもスタンドの上り下りがけっこうあります。次回はバックスタンドにしようと思います。
試合の方は1-0でサッカー日本代表の勝利でした。ただ、イラクもいいチャンスがありましたね。先制されていたら、またちょっと違った試合展開になっていたかも?
で、試合後にしたツイートがこちらです。
代表戦を見るたびJリーグも見て欲しいと思うけど、足を運べば運ぶほど代表戦とJリーグを見る人は全く違うクラスタなんだなと思います。一部は重なるでしょうけど。かくいうぼくも、息子がみたいと言わなければ率先しては代表戦に行かないと思いますしね。同じサッカーだけど意外に距離があるなぁ。
— コグレマサトさん (@kogure) 9月 11, 2012
これに対して、次のようなリプライがありました。
@kogure まったく違いますよね。クラブの試合の濃密な雰囲気と、かたや代表戦のお祭りな感じと。代表戦はテレビで見るほうが緊迫感あったりしてw
— daichiさん (@daichi) 9月 11, 2012
そっか、お祭りなのか、と。お祭りが悪いということではないです。日本代表の試合はたまにしかないので、試合があるだけでテンションが高まる気持ちも分かります。
普段、見慣れているJリーグとどこか違うところがあって、それはなんなのだろうと思ったのです。
サッカー日本代表の試合で驚くのは、びっくりするほどのレプリカユニフォームの着用率です。だから、熱心な人が多いんだとも思います。
などなど、つらつらと考えていたら、この記事のタイトルにも入れましたが、こんな記事が出てきました。
▼なぜ、代表戦が面白くないのか? – ひとり弾丸 2014 – Soccer Journal(サッカージャーナル) – livedoor スポーツ
時代は変わった。代表戦がまるでサッカー観戦初心者の為のお祭り程度に成り下がってしまったようだ。
このあたりは難しいですねぇ。例えば、浦和レッズの試合でも、ゴール裏で観戦している人と、指定席で観戦している人では温度差があるでしょうし。
「代表よりもJリーグ」って認識は、欧州や南米諸国のファンの感覚に近い。サッカー文化が成熟するに従って、たどっていく自然な流れで実は喜ばしいこと。一方、その感覚が過ぎて一方を切り捨てる視野狭窄に陥るのが一番良くない。「Jリーグのタコツボ化」が危惧されているだけに。「代表よりもJリーグ」というより「代表もJリーグも」って意識の方がバランス感覚がいい。
ぼくは「代表よりもJリーグ」派ですが、もちろん「代表もJリーグも」が理想的だと思うのですが、普段から見ていない選手に思い入れが持てないのですよね‥‥。もちろん「日本を応援する」ということに意義があると思いますが、なんだろう、距離を感じるんだよなぁ。
面白くないなら、どこかで面白味を見つけるのも一考だろう。相手選手についてはどうか? 試合中、1人のプレーヤーだけを追い続ける、とか視点はいくらでもありそうだ。
どうしたら、もっとサッカー日本代表を楽しめるようになるだろうなぁ。ピッチに立つ選手たちが、ほとんど浦和レッズの選手だったらいいって話なのかなぁ。そうじゃないなぁ。
ちなみに、スタジアムへは電車で来る人がほとんどのようで、スタジアム南側の道路を利用した駐輪場はガラガラでした。民間駐車場も、心なしか空いているように見えました。
当日、来場者に配られたミニタオルマフラーです。