W杯で使用されているFK時に足元に線を引く「バニシングスプレー」がJリーグでも導入へ

2014 07 08 0952

今回のワールドカップブラジル大会では、フリーキックの際にディフェンスする選手の足元にスプレーで白い線が引かれています。あれは「バニシングスプレー」と呼ばれるもので、Jリーグでも導入する計画があるようです。Jでも今季中導入 W杯注目FKスプレーという記事になっていました。

直接ゴールを狙える位置でのFKの時、相手選手はボールから9・15メートル以上離れなければならない。今まで、壁に入った選手は、1歩でもボールに近づくため、ステップを細かくして少しずつ前進するなど、無駄な時間があった。

じわりじわりと近づいていく選手がいて、審判がそれを元に戻す、みたいな光景はありましたから、確かにそれが時間の無駄といえば無駄です。「時間を短縮できるので、実際のプレー時間が増える。早期導入を目指す」とJリーグ関係者。

消えるスプレーは、すでに数年前からブラジル、アルゼンチンなど南米のプロリーグで用いられている。それまで、直接FK時に、もめ事は多かったが、スプレー導入後、無駄な時間を省くことができたという。

既に効果を上げているリーグがあるのですね。Jリーグでもすぐに導入したい意向のようですが、輸入に時間がかかるのでJリーグの再開には間に合わないようです。

Jリーグでも「バニシングスプレー」で白いラインをピーと引く光景が見られるようになるのですね。「バニシングスプレー」の主成分は水で、1分〜数分で完全に消えてしまうということです。

ズルさを楽しむのもフットボールなので「バニシングスプレーの導入は人性の否定でさえある」と「バニシングスプレー」の導入に否定的な人もおりました。