J1もあと1節を残したリーグ終盤のタイミングで、次々と戦力外通告が行われています。不況のせいかどうか分かりませんが、今シーズンはいつになく大量の戦力外通告が行われているような気がします。
柏レイソルの南雄太、京都サンガの林丈統とシジクレイなど、名のある選手も例外ではありません。林とか、まだまだやれるでしょうから、すぐに次のクラブも決まりそうですが。
戦力外となった選手は、他クラブに移籍、トライアウトに挑戦、または引退、指導者の道を歩むといったことになります。
1日に戦力外通告を受けた山形のFW坂井将吾(21)らが、現役続行を希望した。速さが武器の坂井は「試合に多く出られなかったけど、コーチにも付き合ってもらって1年間しっかりトレーニングできた。まだ、やりたい」と言葉に力を込めた。
いつも通り練習では軽快な動きを見せたが、練習後に報道陣が近づくと「何も話すことはないよ。まだ(今後について)何も考えていないし、分かんない。ホント、ごめんなさい」と複雑な心境を吐露。9、10日のトライアウトには参加しない方向だという。
来季のJ2降格が決まった柏は3日、GK南雄太(30)やDF鎌田次郎(24)、MFポポ(31)、山根巌(33)、柳沢隼(22)、FWアンセウモハモン(21)の6選手と契約満了に伴い、来季は契約しないと発表した。
J2の横浜FCは3日、MF須藤右介(23)、鄭容台(31)、DF八田康介(27)ら9選手と来季の契約を更新しないと発表した。
J2富山は3日、GK藤川康司(31)、DF江崎一仁(23)、MF景山健司(29)、今井大悟(25)、萩原洪拓(23)、菅野将太(25)の6選手と来季の契約を結ばないと発表した。DF小田切道治(31)は今季限りで引退する。
J1京都は1日、FW林丈統(29)、ブラジル人のDFシジクレイ(37)と来季の契約を更新しないと発表した。
追記:
大宮は6日、DF波戸康広(33)DF冨田大介(32)DF村山祐介(28)GK高木貴弘(27)と来季の契約を更新しないと発表した。
千葉が大量9選手と来季の契約を結ばないと6日の深夜2時に公式サイトで発表した。来季のJ2降格が決まったトップチームは2年間主将を務めたMF下村やFW新居、DFボスナーを含む5選手。
■関連エントリー
▼Jリーグ「0円提示」の季節
▼Jリーグ「0円提示」の季節2