浦和ベテラン大量放出へという記事より。
浦和が今季終了後にベテラン陣を大量放出し、大胆な世代交代に着手することが4日分かった。天皇杯の愛媛戦で辛勝した3日夜、詰めかけたサポーター約200人に対し、藤口社長は「来季について整理するものは整理する。組織づくり、チームづくりを検討する。求められているのは改革」と宣言。
既に、世代交代は失敗しつつあるような気がする浦和レッズなのですが、クラブ幹部は「勝ちながらの世代交代」を主要命題としていると明かしたということです。
あるクラブ幹部は「Jリーグで初めて成功させる」と、東京Vや磐田が失敗してきた難題克服への意気込みを示した。
いやいや、もう棺桶に片足を突っ込んでますから。
ユース世代が育ったのは本当に嬉しいところですが、先発メンバーの顔ぶれを見ても、ここ数年の選手起用を見ても、若手が育ってきたとは言いがたいでしょう。
来シーズンを潰すくらいの気持ちで若手を起用してくれるんだったら、ぼくは納得しますけどね。1年かけてチームを作るというなら、ぼくは納得します。でもゲルトと心中はイヤだな。
そうなると、
一方、今季ここまでリーグ戦出場3試合10分のMF岡野(36歳)、同じく3試合35分のMF内舘(34歳)らの契約延長について、強化幹部は「現状のままでは厳しいのは確か」との見方を示していた。
という話も出てくる訳です。ベテラン切りもいいですけど、チームをまとめることができる精神的支柱もきちんと見極めておいた方が良いでしょうね。
さらに「クラブ批判を行った29歳のFW永井との契約も流動的」って、去年みたいにオジェックかワシントンか、みたいな話になってしまうのでしょうか。
クラブのために戦ってくれる選手に残って欲しいのはもちろんですが、クラブのために戦えるフロントになって欲しいのはそれ以上です、今のところ。