FC岐阜社長、筋委縮性側策硬化症(ALS)を発症していることを公表

2015 01 31 1438

J2のFC岐阜の恩田聖敬社長が、筋委縮性側策硬化症(ALS)を発症していることを公式ウェブサイトで「代表取締役社長からFC岐阜に関わるみなさまへ」として公表しました。その思いが綴られています。

この、ALSは現在の医学では、効果的な治療法はない難病で、運が悪かったとしか表現しようがない病気と言われていますが、私の境遇は、決して運が悪いわけではないと感じております。

「全国に50余名しかいないJクラブの社長の一人」として、サポーターの喜ぶ姿に触れることができる仕事は「私の天職」と書かれています。

このALSという病気は、身体は動かなくなるが、命までは取られない。感覚、知覚、意思、判断にも影響はなく、私は、『わたし』のままでいられる。ならば、今まで通り社長業を続けられる限りは続けて、「ぎふ」のために働きたい。

恩田聖敬社長は36歳ということで、まだまだこれからFC岐阜でやり遂げたいこともあるでしょう。少しでも病状の進行を遅らせることができると良いのですが。

筋委縮性側策硬化症(ALS)は、2014年はアイスバケツチャレンジで広く知られるようになった病気ですが、スティーヴン・ホーキング博士が患っていることでも知られているのではないでしょうか。

1年間に人口10万人当たり1~2人程度が発症するそうですが、筋萎縮性側索硬化症 – Wikipediaによると有名人でも多くの人が闘病しています。

その想いを、星野鉃夫後援会長をはじめとする周りの方々も尊重してくれました。また、家族も私の意思を応援してくれています。

恩田聖敬社長は、これまで通りFC岐阜のために働き続けるそうです。