Jリーグ第27節 浦和レッズ v.s. 名古屋グランパス

優勝争いをしている名古屋グランパスと、アウェイでの対戦。エジミウソンが前半終了間際に先制するも、後半の立ち上がりに同点に追いつかれ、1-1でドロー。

浦和に“名古屋の壁”奪首ならず4位後退

浦和は28日、アウェーで名古屋との上位決戦に臨み、1―1で引き分けた。前半40分、FWエジミウソン(26)がMF相馬の左クロスを低空ヘッドで決め、待望の先制点を奪ったが、後半2分に失点し痛恨のドロー。名古屋との公式戦は今季3敗1分けに終わり、消化試合が1試合少ないが、暫定順位を4位に下げた。

試合中継を見ておらず、またどんな試合展開だったのかも分からないので細かいことは書けない訳ですが、アウェイで相性の悪い名古屋グランパスを相手に勝ち点1を取れたことを良しとするかどうか。

優勝を目指すのであれば、ここは是が非でも勝ち点3を取っておかなくてはならなかったのではないか。

誰もが目を疑った。後半2分のゴール前。闘莉王が無敵の空中戦でまさかの敗北を喫した。「怖さがあった。相手を褒めるべきだけど、いいクロスが来て(FWに)、前に入られてボールにたどり着けなかった」。

後半17分にはエース高原も途中交代に追い込まれた。「自分として、きつかった。理由はいろいろです」と口を閉ざした。だが、試合後のエンゲルス監督は高原が首の後ろに違和感を訴えていることを明かした。

「内容は満足。でもロッカーの雰囲気はあまり良くない。体の回復とメンタルの準備が課題」。指揮官からも笑顔は消えた。

なんとなく昨年の二の舞というか、ここまできてもフレッシュな選手は使いにくいということなのでしょうか。

1 名古屋 49
2 大分 48
3 鹿島 46
4 浦和 46
5 川崎F 45
6 東京 45

この混戦っぷりたらないですね。勝ち点のわずかな違いが最後に影響してきそうです。

とはいえ、浦和レッズは1試合、消化していない試合があるので、そういう意味では今週の水曜日に首位立つ可能性もある訳ですが。

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エジミウソン技ありJ1通算70得点

前半40分、相馬の左クロスは相手DFに当たってコースが変わったが、絶妙の反応を見せた。「チャンスを生かせてうれしい。高原との2トップがいい結果につながっている」と手応えを口にした。

6戦ぶり先発 啓太“自分に厳しく”

試合を通じて守備面での貢献度が高く、攻撃的MFポンテらの負担を軽減させた。それでも試合後は「ボランチはゲームをつくることが求められる。もっとうまく自分たちのボールにしないと。もっと頭を使ってゲームをしたい」と反省を口にした。

浦和・闘莉王も巻弟を絶賛

珍しくゴール前で競り負けた浦和DF闘莉王は、「いいクロスが入って俺の前に(巻が)立ってボールに行けなかった。相手をほめるべき」と話した。

浦和、名古屋に痛恨ドローで奪首失敗

「アウェーでのドローは悪くない結果だが、ロッカーの雰囲気はあまりよくなかった」とエンゲルス監督。26日間で8連戦の5試合目を消化。終盤は足が止まって押し込まれ、選手の疲労は誰の目にも明らか。右ひざ打撲で強行出場したDF闘莉王がその象徴だった。

名古屋・ピクシー“納得”「ペース握れた」

名古屋のストイコビッチ監督は「ペースを握れた。ほとんどコントロールできた」とドローを評価した。

浦和、逃げ切れずドローも「悪くない」

アジア・チャンピオンズリーグと並行して試合をこなす過密日程で、選手には疲労の色が漂う。闘莉王は「この日程はしんどい。(日本)代表があるとやばい。やってられない」と弱音も漏らした。