来シーズンまで契約の残っているゲルトを解任すると違約金が発生するので、ゲルトが辞任するのを待っているのか‥‥とも思えるような状況なのですが、果たして社長や強化部はどういうつもりなのでしょうね。
「誠意の2年契約」や「シーズン終了までバックアップする」といった発言、行動が足かせになってしまっているような気もします。
そんな中でも試合は続きますし、監督候補のフィンケは視察を続けています。曖昧な状態が続くので、ゲルトも不信感マックスですよ。
監督交代は既定路線だと思いますが、万が一、一本に絞っていそうなフィンケとの交渉が不調に終わったら、コネクションのなさそうな今の浦和レッズではゲルト続投、もしくはギド復帰とかありそうで怖いです。
浦和レッズの監督は長くて3年、短いと数ヶ月で交代しています。チッタ&ピッタとか懐かしいなぁ。
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前日の清水戦では、エンゲルス監督が「この状況で(視察は)ありえない」と中止を求めたにもかかわらず視察を断行。4位に転落した浦和の戦い方に「よくないね」と関係者に漏らしたという。
クラブ幹部は「(フィンケ氏に)ユース組が2~3年後、トップの主軸となるように育ててほしい。長く指導をお願いしたい」と説明。正式オファー時に2年以上の長期契約を提示する方針を明かした。
試合後は「試合の感想? ノーコメントだ。浦和の次の試合も見るつもりだ」と、29日のアウェーG大阪戦の視察も予告していた。
バイエルンM関係者の紹介で、初めて対面した中村強化本部長は「来てるからあいさつしないのも変かなと思って。複雑だけど」。握手を交わすだけの簡単なあいさつにとどまった。
他のJ1クラブと浦和が大きく異なるのが、監督の人事の方法だ。浦和は候補者の選出も含めて強化(編成)部が関与せず、社長の専権事項として決定される。これは02-06年まで同クラブの社長を務めた犬飼基昭(現・日本サッカー協会会長)体制からの伝統で、現在の藤口体制でも続く。
浦和の藤口社長が来日中の次期監督候補、元フライブルク監督のフィンケ氏(60)と来週にも初の直接会談に臨むことになった。シーズン中のため、これまではかたくなに接触を避けてきたが、25日初めて「来日中に会わないということはないと思う」と話した。
「きょうはこの試合だけ。25日は別のところへ行くけど、場所はいえない。ただ、(別のチームの)天皇杯も見るつもりでいる」